内容説明
「生理痛にはあたためるのが一番」「恋愛してないと女性ホルモンが減る」「仕事をしすぎると"オス化"する」「布ナプキンは子宮にやさしい」……。それってホント??「都市伝説」に振りまわされず、自分のカラダを正しくケアする方法を、人気産婦人科医が教えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
64
新刊。宋美玄先生は確かな知識でトンデモ説を否定しつつ最新情報をいつも提供してくれるので信頼しています。生理があるからこそ健康、ではなく近年は生理の回数が10倍以上になっていて負担がかかっていること、更年期の真実、女医や忙しい人が当たり前に実践している方法…など有難い情報が盛り沢山でした。経血カップやミレーナがとても気になる…ちょっとそこまでできないなあと思うものもありつつも、かかりつけの良い婦人科を見つけ、娘にも伝えて行こうと思うことだらけ。2020/09/02
馨
41
生理痛も昔から酷く、社会人になってからはPMSも酷いのでこの手の本は結構読んできていたのですが何と、根拠のない情報も結構載っていたということが発覚。真剣に辛い症状、ちょっとでもマシに楽になれるように何でも書いてたらやってみてしまうのもアレなんですが…。情報に振り回されないようにストレスフリーで生きていこうと思います。2020/12/06
たまきら
27
女医として大いに活用しています、という心強い言葉に後押しされながら色々な情報を入手できます。子宮頸がんワクチン、脱毛、ピル…。結構しり込みしてしまいがちな案件にサラッと回答してあり、わかりやすくて良いのですが、色々な本を読んだうえで判断したいものです。ムーンパンツは早速注文してみました。娘も興味津々です。2021/09/30
G-dark
26
生理、生理痛、ピル、女性ホルモン、妊活、婦人科系の病気、性行為、性病のことといった、女性の体にまつわる事柄を分かりやすくまとめた本。「生理痛って子宮をあたためると軽くなる?」「仕事しすぎたら「オス化する」って本当ですか?」「確実は産み分け方法はありますか?」といった素朴な疑問に対する産婦人科医の回答と解説が載っています。ただ、この本の中で、子宮や卵巣については言及されていますが、乳がんについては記載がありませんので、乳がんについて知りたい方には他の本をおすすめしたいです。2023/01/01
ユウ@八戸
12
図書館。10代20代の頃に読んでいたかった。「生理痛は我慢しても意味ないから鎮痛剤飲んで」「女性ホルモンとときめきは無関係」「プレ更年期という言葉はない」と、噂に振り回されがちな女性の体のことをしっかりと教えてくれます。まず子宮頚がん検診が大事、生理痛もひどかったら婦人科においでよ、と。ちょっとだけど、デリケートゾーンのケアアイテムが載ってるのも嬉しいですね。メーカー名がわかるとネットで探せるから助かる。2020/10/24