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内容説明
松下電器の「もう一人の創業者」――。そう称される人物がいる。松下幸之助の妻・むめの夫人である。19歳で松下幸之助と結婚して以来、経理事務を一手に引き受ける一方、住み込み従業員の世話をして「社員の母」と慕われた。一代で世界的企業を築いた夫を陰で支え続けたその生涯は、まさに「もう一人の創業者」と称するにふさわしい。本書は、そんな稀有な人生を歩んだ松下むめの夫人唯一の著書で、知られざる夫との歩み、生活信条、生きがいなどを語ったものである。「“苦労”と“難儀”とは、私は別のものだと思っています。“苦労”というのは心のもちようで感ずるものだと思うのです」など、屈託なく、おおらかに語られる言葉の数々が、世代を越えた共感を呼ぶ。 【本書の内容】子どものころ/結婚・家庭・家事/金銭の心得/お客様接待の心得/贈り物の心得/人の見方、考え方/妻として大切なこと/女性の生きがい/老いるということ/礼儀作法としつけ……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七村夏子
14
世の中の物事を松下幸之助さんの奥様だった方が見渡し、感じたこと思ったことが書かれている本。少し前の時を生きていた著者の言葉から思うのは、その時代に生まれたこと、その年代の流れる空気から感じることが一個人の意見として表されることがあるということだ。私も自分に近い、自分が当事者になる可能性があるニュース、そしてそれを取り巻く意見を聞くと、自分の本当の意見が分からなくなることがある。本当は私はその事件をどう思っているのか、この事件を聞いた後、どのように生活を続けていくのか。ゆめのさんの言葉は芯が太く、力強い。2016/08/03
miu
13
去年か一昨年か。。。『神様の女房』を読んで、ものすごく感銘を受けた松下むめのさん!幸之助氏の奥様!これぞ内助の功。私の目指したいところ!今の時代からしたら、真似るのは難しいところもあるけれど、豪放磊落な性格や夫に気を遣わせない心配り。見習いたいとこばかり。2014/07/07
niz001
2
頂き物。自分では絶対買わないタイプの本。2015/04/06
itohii0626
0
ほんとに「いい人」だなぁというのが。ひしひしと伝わりました。
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