メディアワークス文庫<br> 新米編集者・春原美琴はくじけない

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メディアワークス文庫
新米編集者・春原美琴はくじけない

  • 著者名:和泉弐式【著者】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2020/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049129595

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内容説明

「どうして小説の編集部に配属されなきゃいけないの?」
 小説嫌いの春原美琴は、突然の異動に頭を抱えていた。
「文芸編集者ってのはな、小説を食って生きるやつのことを言うんだよ」と語る無愛想な先輩の指導のもと、彼女は一筋縄ではいかない作家達と悪戦苦闘の日々を送ることに。
 そして「この本は絶対に売れるのかい?」と睨むような目で訊いてくるのは、誰もが恐れる厳格な文芸局長――。
 これは、慣れない仕事に悩みながらも挫けず、成長していく美琴の姿を描く物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツバサ

14
小説家の父が嫌いで、小説も嫌いになっていた主人公が文芸部に所属することになり、そこでエリートな先輩や同僚に支えられて変わっていく。様々な小説家と関わっていき、喜びも苦味も全て糧にして前に進んでいく主人公に惹かれます。小説家との付き合い方や小説との向き合い方に誠実さがあって良かったです。2020/08/25

くもり

7
とても良かった!普通に作中に出てくる物語が読みたいんだけど。なにあれ面白そう!あと、面白いのに売れない作品なー。私も打ち切りで悔しい思いした作品いくらでもあるわ。やっぱインフルエンサーがつかないとなんかね。 私はどちらかといえばあまり働きたくない人だけど笑。でも人が仕事にのめり込んでいく様を見ると少し羨ましかったり、憧れたりするな。あと仕事に対するやる気も貰える。ぜひシリーズ化してほしい!2021/01/08

栗山いなり

6
正直言うとあらすじ読んだ時点でそうじゃないかと思ってたが実際読んでみて予想通り、いや予想以上に重さと熱さを感じさせるお仕事小説だったな2020/09/13

みっちぃ

5
これ、11月中に読んでたのに、登録し忘れた。話の内容、文体、好みです。続編が出るなら読みたいな。出ないかなぁ。2020/12/20

alleine05

5
まあまあ。基本的には面白かったと思うのだけど小さくまとまり過ぎな印象。小説家だった父親への反発から大の小説嫌いだったわりには編集者という仕事になじむのも終盤のそんな父との関係の清算についてもあっさりだし、編集者のお仕事ものとして深く掘り下げられているというほどでもないし、担当の作家との間に発生したトラブルもわりとさっくりなんとかなってしまうし、先輩編集者との間のフラグもそれほど進展しないし。サクサクと気軽に読めるのはいいけど深く刺さるものが無かった。2020/09/03

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