内容説明
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世界随一の鉄道利用国、日本。毎日定刻に電車が到着し、皆が当たり前のように利用していますが、そんな安全で安定した鉄道の輸送は、言わずもがな「運転士の技術」によって支えられています。しかし、多くの人々は普段どのように運転が行われているかをご存じないでしょう。ガラスで仕切られた運転台のその先は、果たしてどんな世界なのか……運転士を仮想体験できる有名なゲームもありますが、本書では、ゲームでは語れないその「リアル」に迫ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yたろー
9
列車、特に電車の運転方法が細かく載っている。列車の運転は制限速度を守って正しい停止位置に定時で止まるのが任務だと思っていたが、遅延時の回復運転、ブレーキ時の車内の衝撃を出来るだけ和らげたり、空転や滑走の対策などが細かく載っていた。2020/10/14
K
2
(2020,536.6)鉄道運転。駅に停車させる㎝の誤差も許さないテクニック、すばらしい乗り心地の生み出し方など、オールカラーで読ませる。2021/03/22
Танечка (たーにゃ)
1
取り上げられているトピックは興味深かったのだけれど、解説を読むのになかなか苦労してしまったので、なんだか自分の電車に対する興味のなさが浮き彫りになった感じがします…2020/09/18
sheep book
0
きっちりとまるのは難しい。それがわかるだけでもありがたさがわかります。体調管理第一です。2024/10/05
kamocyc
0
運転士の視点からの話で座学とはまた違った経験に基づく話など意外と面白かった。 ・自動空気ブレーキが難しすぎて面白そう ・ブレーキの技術が物を言う ・遅延回復は止めるときにいかに詰められるか ・研修2024/04/21