講談社文庫<br> 大東京バス案内

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講談社文庫
大東京バス案内

  • ISBN:9784062731157

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内容説明

路線バスでウラ道グルメ、発車オーライ! 誰も知らない東京の楽しみ方が見えてくる――路線バスは、あなたの知らないディープな東京への入り口だ。乗れば、普段と違う風景(けしき)が見えてくる。小銭片手に乗って歩いて、ウラ道グルメに舌鼓。ビン牛乳を飲み、「生アゲとピーマン炒め定食」を食べ、ほねつぎバスから銀ブラバス、橋づくし路線にお花見路線を堪能しよう! 読んで愉しいとっておきガイド。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エドワード

2
私もバスマニアである。今住んでいる京都には市バス専用フリー定期券というモノがあり、市内中心は乗り放題。あちこちバスで行っている。東京に住んでいた頃、東京の基幹交通は地下鉄なので、バスに乗ることはむしろ優雅で贅沢なことだった。市谷の会社から打合せに銀座や原宿までバスで行く。帰りはうとうとしているうちに着く。すいていて東京の景観も楽しめ、気分はまさに観光バスだ。泉さんの体験記は「そうそう、あるある」とまさにツボを得たり。三軒茶屋~目黒編は住んでいたところだけに涙モノでした。2012/06/13

あーさー

1
泉麻人さんによる、東京の路線バスを楽しむための手引書。(2022年現在で)およそ30年前の連載をまとめた作品ゆえに、今は路線自体が廃止されたりもしているのかもしれませんが、楽しさが伝わる文章で、それぞれ乗ってみたくなります。2022/06/26

franny_cotw

1
泉麻人さんの生家のご近所に住んでいることもあって本書に何度も登場する目白通りを通過するバスには馴染みがあって大変楽しめました。昭和30年代には新橋まで行く路線もあったとのこと、ちょっと驚き。いまのように鉄道網が張りめぐらされていなかった時代には路面電車やバスが大活躍していたんですね。巻末初出一覧を見ると収録されているもののほとんどが1995年から1996年にかけて雑誌に掲載されたものということもあって、2012年のいま読むと「ああ、そういえば、そんなこともあったねー」的な面白さも満載。(コメント欄に続く)2012/07/31

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