講談社文庫<br> カフェ・オリエンタル

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講談社文庫
カフェ・オリエンタル

  • 著者名:森瑤子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061842007

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内容説明

南国の大都会・シンガポールで、日夜繰り広げられる、男と女の危険なゲーム。じっとりと湿気を含んだ、けだるい大気にからめとられるようにして、過ぎていく退廃の日々のなかで、禁断の店「カフェ・オリエンタル」へ安樹子(あきこ)を向かわせたものは、何だったのか? そして、そこで安樹子は、ゲームの結末を見たのだろうか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

25
森さんの作品は初めて読ませていただいた。退廃を描写するのがとても巧い。泥に似た空気の中に閉じ込められたような気分になる。それでいて一種の美も言葉の選び方に感じる。ほかの作品も読んでみようと思う。2014/11/15

yumiko

1
その昔、森瑤子さんはわたしにとって、大人の女性の象徴だった。 没後何年経つのだろう。 一生追いつくことはないだろうけど、目指すところはいつも同じ。 シンガポールで繰り広げられる愛憎劇。ベトナム戦争を絡め展開する物語はマリーナベイもフライヤーもないシンガポールをよりエキゾチックに描き出す。 男と女、そして崩壊。 これぞ森瑤子! 2021/04/09

Souki

1
日本人作家なのに洋書の小説みたいな言葉遣い。すごい肉欲的な描写多くて微妙。2015/02/20

金糸雀

0
熱。熱帯。熱砂。おいのち 差し上げとうなったら、本物のこいでありんしょう。 2020/04/20

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