内容説明
小さな学校でこそできる主体的、対話的な学び。開校から16年。ユネスコスクールに選ばれ、市民が創ったオルタナティブスクールとして注目を集める大阪の箕面こどもの森学園。子どもが学びの主人公になり、「学ぶと生きる」をデザインする学校を、どのように立ち上げ、どのように創ってきたのかを、学校の立ち上げから関わったスタッフ4人が書き下ろした。学校選びに迷う親と、新しい学校づくりを目指す人への究極の参考図書。
目次
まえがき
第1章 小さな学校の日々
中学部ができた
保護者の思いが原動力
中学部校舎を建てよう!
コンセプトは「学ぶと生きるをデザインする」
こどもの森の学び方
多様な学習プログラムと学びのしくみ
みんなで考え支え合うクラス集会
子どもたちがつくる修学旅行
コラム1 時間を守る
対話で進める共同プロジェクト
コラム2 子ども主体の会議をスムーズに進める方法
海外での研修旅行
長期プロジェクト
卒業生は今
卒業生の進路
卒業生からのメッセージ
第2章 持続可能な未来のための教育
教育とは何か
善さの教育
学ぶことの意味
こどもの森の教育が目指すもの
こどもの森教育のエッセンス
自分も人も大切にするということ
子どもがハッピーであるためには
シュノーケリングの学びからスキューバダイビングの学びへ
コラム3 実行委員会の仕事
民主的な教育とESD
脱・多数決のススメ
積極的平和のつくり方
コラム4 トラブル解決は棒人間で
ESDとSDGsの実践
コラム5 SDGsとは119
第3章 学び続ける学校
私たちの学校づくり
民主的に生きる市民を育む学校をつくる
NPO法人による学校運営
大人も学んでいる学校
学校を社会に開く
ビジョンミーティングから生まれた四つの森
開かれた学校運営
学びのプラットフォームづくり
生涯学習のための学びの場
生涯学習社会
生涯学習の場もいろいろ
幼児期から始まる生涯学習
対話の文化を広める大人の学び場
第4章 教育が変われば社会が変わる
多様な教育の選択肢を広げよう
目的と過程の取り違え
多様な教育の選択肢が必要な理由
学校を変えるためになすべきこと
教師もハッピーであること
学び続ける共同体のガイドライン
あとがき
資料1 子どもの森教育のエッセンス
資料2 学び続ける共同体の活動指針(ガイドライン)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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