内容説明
あたし、一ノ瀬麻帆には誰にも言えない秘密があるの。――それは、あたしがもと「人魚」だったってこと。これを知ってるのは、やはりもと人魚の麻実子おばさまだけ。そう、あたしは人間の男の子に恋をしたんだ。彼の名は、森下陽水（あきみ）。でも、彼にはすでに幸奈という恋人がいた。陽水くんだけを見つめて、人魚から人間になった麻帆だもの、今さら彼をあきらめることなど、できない…。※イラストは収録されていません。
感想・レビュー
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masayukimi
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1988年3月読了
すばる
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海辺で魔法を使うシーンが印象的です。なんだかんだ言って恋に身勝手な女の子の話、倉本さんらしくて空き。2008/12/05
