内容説明
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発達障害の傾向がある=グレーゾーン。診断されなくても発達障害と同様に生きづらい。現場の医師と当事者の声から問題と対策を解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masaru M
22
図書館本。イラストが多く文字は少なめでイメージが湧きやすい。職場に「おやっ?」と感じる人がいて、付き合い方に戸惑っているような人が初めて読むには良さそうです。昔から自分自身でも生きづらさを感じていて自分にも発達障害やグレーゾーンの傾向があるのかもと思うこともありました。でもこれを読むとあまりあてはまらないなぁ。年取って社会との折り合いの付け方を覚えたおかげかもしれないけれど。2020/12/09
boo
12
発達障害グレーゾーンの人たちは理解されにくくて難しいだろうなぁ。説明しても相手に理解されなかったり、本人も分かっていても我慢できなかったり先送りしちゃったりうまくいかないことも多いだろうし…どんな人も多少なりとも能力の凸凹があるんだから認めつつ生活していきたいと思う反面、集団で仕事を進めていく上では歩調を合わせたり意思疎通が取れないことはお互いにかなりしんどいんだよね…難しいことだなと感じました。イラストも多くとても読みやすかったです。2020/12/19
りお
9
発達障害に当てはまらないグレーゾーンだからこその悩みがある。発達障害と診断されないので病気ではなく自分の努力不足だと自分を責めてしまうケースもあるんだろうなと思った。障害の有無に関わらず自分の悩みや特性を把握する事の重要性を知った。2020/12/27
しまお
6
私の職場にも正にグレーゾーンと言える人がいます。 その人に対して、何年か個人的にも職場としても対応してきましたが身になりません。成長している面もありますが微々たるものです。 そして、今では大きなミスを隠していることが発覚し、職場では大騒ぎになっています。 私自身、どうするといいのか分からずこの本を手にしました。 職業柄、発達障害には一定の理解はありましたが完全にグレーだと確信しました。 ただ、ではどうしたらいいかというところの内容が薄いです。 グレーへの理解を深めるための用途としては良いです。2021/09/06
なー
5
「発達障害です」と診断されるか「その傾向があります(グレーゾーン)」と診断されるかはお医者さん次第な部分が多いみたい。グレーゾーンの人達はこういう風になりがちですという事が書いてあった。周りに迷惑をかけて忍耐を強いながら生きるか、諦めて世間に迷惑をかけぬよう貧しくひっそり生きるか、報われない苦労と努力を続けて我慢とストレスにまみれて生きるか、3択です、というような事が書いてあり、結局しんどい。当事者の為ではなく、周りの人達に向けた本なのかな。2023/01/14