内容説明
【内容紹介】
前回大きな反響を頂いた「人間力を高める読書法」に続く文化放送ラジオの大人気番組を書籍化の第2弾がついに発売!
四半世紀続く「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」の中から特に人気のある内容を厳選しました。
是非、武田さんの味わい深い文字の世界の語りをご堪能ください。
【著者紹介】
[著]武田 鉄矢(たけだ・てつや)
1949年4月11日生まれ。福岡県福岡市出身。O型。福岡教育大学卒業(2008年に名誉学士授与)。72年、フォークグループ「海援隊」でデビュー。翌年「母に捧げるバラード」が大ヒット。日本レコード大賞企画賞受賞。77年には山田洋次監督の映画「幸福の黄色いハンカチ」に出演。「3年B組金八先生」「101回目のプロポーズ」などのドラマにも出演。『私塾・坂本龍馬』(小学館)、『西の窓辺にお行きなさい─「折り返す」という技術』(小学館)、『人間力が高まる読書法』(小社刊)など著書も多数ある。
目次
【目次抜粋】
はじめに
1)オックスフォード&ケンブリッジ大学世界一「考えさせられる」入試問題
2)脳は、なぜあなたをだますのか
3)世界からバナナがなくなるまえに
4)植物は〈未来〉を知っている
5)「ゆっくり」話すと、空気が変わり、人生が変わる!
6)人体 5億年の記憶
7)AIが神になる日
8)誤解学
9)増補 21世紀の国富論
10)「ぐずぐず」の理由
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
23
武田鉄矢の書評ラジオを本にしたもの。植物系の本が気に入りました。2020/10/12
reading
15
非常に読みやすく面白く書かれていた。人生の幅、奥行きが広くなる読書の効用。武田氏の人となりまでがわかるような内容だった。読書家で勉強家の一面を感じた。長く第一線で活躍されている源であるような気もした。紹介された原本を読んでみたい。2021/06/17
青木 蓮友
13
ごめんなさい、面白かった。とっても読みやすかったし、わかりやすくて、大きく頷きながら「あ、わたしも読んでみたい」と何度も思いましたよ。オノマトペの話とかかなり興味深くて、すぐさま図書館に予約しました。途中こっちがヒヤヒヤするくらい直球な表現がいくつも出てきて、なんというかいっそ小気味いいというか。賛同はできないけれど、武田さんがそう思っていること自体は「知りました」というか「そうなんですね」というか。クセは強いけれど、何事にもまっすぐで逃げない頑張る金八先生「武田鉄矢」。わたし、好きです。ラジオ聴きます。2020/11/27
のっち
11
☆☆☆★ 武田鉄矢さんはその語り口も然ることながら、知識の引き出しの多さにその教養の高さを知ることができます。そして全く嫌味でない。ラジオ番組『今朝の三枚おろし』の書籍化第二段ということで、10冊の本が紹介されています。最初に紹介されているオックスフォード&ケンブリッジ大学の入試問題の本も、頭の体操的な要素も多く、知識重視というよりは自身の持っている知識をいかに活用し、知恵に昇華できるかを問うているように感じました。その他普段自分のあまり読まない理科系の本も多く紹介されていて、それがまた興味深かったです。2022/09/14
古本虫がさまよう
5
前著『人間力を高める読書法』も一読していたが、どちらも武田氏がパーソナリティをやっているラジオ番組『武田鉄矢今朝の三枚おろし』書籍化したもの。ラジオでは、数日かけて一冊の本を紹介。それを「文字化」したもの。今回の新著も同趣旨の一冊。ちょっと理系本が多いかなという印象。 放送作家が「コンテ」を書いて、それをなぞるのではなく、自分で一冊本をちゃんと読んだ上で、語りおろしているとのこと。紹介されている本、どれも読んでない。読んでみたいと思ったのが鷲田清一氏の『「ぐずぐず」の理由』 (角川選書)だった‥‥。 2020/09/29