基礎ゼミ メディアスタディーズ

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基礎ゼミ メディアスタディーズ

  • 著者名:石田佐恵子【編集】/岡井崇之【編集】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 世界思想社(2020/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784790717416

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内容説明

ネットは「みんなの声」を伝えているか。ジェンダー表現は炎上しがちか。さまざまな問いと適切な方法を通じ、メディアの特性や社会の仕組みにせまる。自分で読むのはもちろん、調べ、考えたことを書き、話すことで、研究のコツがつかめる入門書。

目次

はしがき
序 章 なぜメディアを研究するのか?――複雑な世界をとらえるために(岡井崇之)
第Ⅰ部 プラットフォームから社会を見る
第1章 ネットは「みんなの声」を伝えているか?――情報の選択的接触、エコーチェンバー、世論の分極化(辻大介)
第2章 なぜフェイクニュースが生まれるのか?――ソーシャルメディア、ミドルメディア、フィルターバブル(藤代裕之)
第3章 スマートフォンは写真をどう変えたのか?――写真史、ヴァナキュラー、モビリティーズ(増田展大)
第4章 美容整形は個人的なことか?――身体の社会学、言説、テキストマイニング(谷本奈穂)
第Ⅱ部 《home》からメディアを見る
第5章 CMのジェンダー表現はなぜ炎上しがち?――広告、性役割規範、視聴者の多様な読み(村田玲子・田中東子)
第6章 障害者は「がんばる人」なのか?――テレビ表象、感動ポルノ、障害学(前田拓也)
第7章 女性被害者は本当に多いのか?――客観的現実、ラベリング、ジェンダーバイアス(四方由美)
第8章 健康の不安はメディアで解消されるのか?――信頼、リスク報道、食の社会学(柄本三代子)
第Ⅲ部 メディアで境界を越える
第9章 「外国人」選手はなぜ特別視されるのか?――異文化表象、南北格差、スポーツにおける人種化(窪田暁)
第10章 クールジャパンって本当にクールなの?――国家ブランディング、グローバル化、セルフ・オリエンタリズム(大山真司)
第11章 K-POPは誰のものか?――文化コンテンツの越境、ポピュラー音楽のジャンル、ファン文化(喜多満里花)
第Ⅳ部 メディアで記録/記憶する
第12章 グーグルマップは世界を描いているか?――パーソナライゼーション、監視社会、場所性(松岡慧祐)
第13章 メディア経験から何がわかるのか?――オーディエンス、アイデンティティ、ライフストーリー(池上賢)
第14章 地域の記憶は誰のものか?――地域創生、ステレオタイプ、デジタルストーリーテリング(土屋祐子)
終 章 「メディアスタディーズ」の現在とは?――批判的思考に裏づけられたレポート作成のために(石田佐恵子)
引用文献一覧
紹介動画一覧
ワークシート
索引