日経プレミアシリーズ<br> 遊遊漢字学 中国には「鰯」がない

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日経プレミアシリーズ
遊遊漢字学 中国には「鰯」がない

  • 著者名:阿辻哲次【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 日経BP(2020/08発売)
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  • ISBN:9784532264352

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内容説明

魚+弱=イワシ 羊+大=?
形と音と意味をあらわす要素がからみ合い、日本生まれで中国人が読めない漢字も少なくない。日々のくらしの中で使われる漢字・漢語にまつわるとっておきの逸話を、漢字学の第一人者が歳時記風に綴ったコラム161篇!

日経新聞の日曜日朝刊最終面の名物コラム「遊遊漢字学」が1冊の新書になりました。2020年春まで3年余りにわたって連載されていたため日曜朝の風物詩の感もあったこのコラムは、根強いファンから終了を惜しまれましたが、ついに待ちに待った単行本化! 全161話のコラムをいつでもどこでも好きなところから、もちろん一気読みもできてしまいます。

本書の冒頭で著者は、漢字をルーツに持つひらがなやカタカナが嫌いという日本人はいないのに、なぜ漢字が好き嫌いの対象になるのか、それは非常に便利な道具であることの裏返しではないか――との持論をのべ、日本語における漢字や漢字熟語の意味・用法の変遷とその背景を、1回1文字、もしくは1熟語・成語を例にわかりやすく述べていきます。どのコラムも読後ハッとさせられる気づきに満ちたコラムばかりですが、1話800字強というコンパクトさゆえ、1話=見開き2ページの落とし噺集のような本となり、読者は興味のある文字や熟語・成語から豊穣な漢字の海にこぎ出していくことができます。

目次

第一章 「北」の年の漢字
 すききらいのある文字
 「漢字」の「漢」とは?
 「漢」はもともと川の名
 「櫻」と二階の女
 「陽春」――陽極まりて陰生ず
 「花」は「華」の簡略字形だが…
 ほか 

第二章 「災」の年の漢字
 「孟母三遷」教育ママの元祖
 「卍」を「まんじ」と読む理由
 「豆」は食べるマメではなかった
 権威をなぜ「泰斗」とよぶか
 茶碗でメシ食う日本人
 ほか

第三章 「令」の年の漢字
 令和の「令」は「霊」のあて字
 まずは「門」から入れ
 流れに「枕」し詭弁ふるう
 幸福は誠意を「奏」でる先に
 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

pppともろー

5
漢字に関する話。気楽に読めて知識も増える。2024/02/05

takao

2
ふむ2024/02/14

8月のあるぱか

0
日経新聞の日曜に連載された漢字コラムをまとめた書籍。筆者の持つ漢文への深い教養に触れられて、知的好奇心がくすぐられる。文体も軽やかで、一気に読める。何かを学び取ろうとして読むもよし、へぇーそんなこともあるんだ程度の軽い気持ちで読むもよし。漢字を正しく使いたいなら一読する価値はあるかと。2021/07/15

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