教師という接客業

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教師という接客業

  • 著者名:齋藤浩
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 草思社(2020/08発売)
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  • ISBN:9784794224583

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内容説明

現役の公立小学校教師が、「接客業化」によって機能不全に陥りかけている学校の実態を生々しく綴る。
教師たちのリアルな体験を紹介しつつ、教育の本来的な役割を問い直す!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なほこ

9
なんで保護者が炎上せえへんように気つかって動かなあかんねーん!子どものためじゃなくって、保護者が炎上しやんための方法を選ばなあかんのなんなんって思っちゃう。でも委員会も管理職も誰も守ってくれへんかったらサービス業化しちゃうよなあ。鉄の意志を持とう。2022/02/07

ちびたぬき

8
いつから学校は「聖職」ではなく「サービス業」になってしまったんだろう。個人的には某新聞の「いま学校で」という連載が契機だったと感じている。田舎者なんでここまでの酷さは実感していないが、それでも最近の学校からは競争や序列が消えているように思う。学校は社会に出るための準備のためにあるはずなのに。これからの多様化した社会を生き抜く力を今の学校はどう与えることができるのか。新型コロナで明らかになったのは「学校の保育園化」。学力や生きる力をつける本来の学校の姿に戻すには、やはり教員の毅然とした姿が大事だろう。2021/01/08

かずは

8
確かに、子どもが小学校の先生になりたいと言ったら反対するだろうなぁ。内申という武器もなければ、政府の思いつきで教えなきゃいけないことが増えてるし、更に保護者対応が...。このままだと教師不足になってしまうのではないかな🤔?2020/08/21

NOK

7
その通りです。変な空気には負けません。2020/12/13

よしのひ

5
読み終わり思わずため息が。保護者による恐喝まがいな、口がぽかんと開いてしまうようなクレームの数々に唖然とした。このような事例は少数派で学校に協力的な保護者や地域の方々ももちろんいるという、フォローはあったが…。筆者は小学校の先生をされているだけあって、文章が的確かつ簡潔にまとめられているので、話が入ってきやすい。また最後の提案には深く納得。本書を読んで教師としての心構えも学べたが、自分が保護者になったときに大人のエゴに走らないようになと、思えた書物でもあった。教師・保護者必読本なり。2020/09/16

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