内容説明
総務・企画部門から事業部門まで、どこに異動しても使える基礎・基本スキル80!
なぜ、同期の2人に数年後、大きな差がつくのか?
――その答えは「基礎」にあった!
どこの部署でも共通して必要なスキル、いわば公務員の基礎体力に必要な要素を「読み書きそろばん」になぞらえてピックアップ。
「読む」「書く」「数字・財政」「話す」「IT」「キャリア」の大きく6つに分類し、身につけているかどうかで決定的な違いを生む「公務員の必修科目」を全網羅!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
72
【「待つ」しかない】の部分に共感❗流石は公務員向けの本です。他の方々の感想が極めて実直です。真面目な感想は他の方にお任せして、私は、組織で働く全ての雇われ人が共感するであろう部分を、一つだけ紹介してみましょう。それこそ冒頭の「待つしかない」の部分なのです。仕事の基礎スキル80の中の74番目から一部抜粋します。🍀「残念ながら、どうにもならない上司もいます。(中略)この場合、「待つ」しかないでしょう。上司もそのうち異動します。やけを起こさず、待ちましょう。」🍀🤔この部分に限らず、参考になること多数です。2021/08/31
たこ焼き
6
良し悪しの基準は多くのものを見て生まれるが、数字の妥当性も多くの数字に触れて学ぶと良い。松竹梅を出されて竹を選んでしまうのは、客が基準を知らない中、思わず提示された情報の中で基準を認識してしまうから。社内報告の際も進めている案件が基準と比べて割安か、基準よりも効果が大きいということを納得性を持って示せれば通る。前任者からの引き継ぎの時に前回と同じでいいか、と楽をせず根拠を深掘りして理解することが中長期的に地肉となる。(それをやらないといつまでも素人的に働く運命になる)2024/06/09
Lagavulin
5
1年目でなくても役立つ情報がチラホラ。2021/09/12
kei-zu
5
タイトルには「読み書きそろばん」とありますが、本書の内容は幅広い。 文書の読み取り・作成、数字(予算を含む)の読み方・活用の仕方、ITの活用をいうほか、話し方やキャリアアップの仕方などなど。 ベテラン公務員である著者が紹介する内容は、具体的な事例が多い。ああ、私も若い頃に聞いておきたかったな。 でも、本書の終わり近くで著者は読者に語りかけます。 「誰にとっても「今」は「今」です。思うところがあれば、年齢やキャリアにかかわらず、「今」始めましょう。」(179頁) 改めて鼓舞される一冊です。2020/06/28
やま
3
基本中の基本を再確認。手軽で良い。2020/11/29