内容説明
日堂テレビの安道紳治郎は、窓際でくすぶるアナウンサー。
まだまだ現役として活躍していたいのに、来るのはアナウンサー養成学校の講師の依頼ばかり。
そんな安道のもとに、日堂テレビが買収されるという話が飛び込む。
前代未聞の大事件に安道も戸惑うばかりだが、そんな中、新規事業に参加してほしいと指名される。
恐る恐る行ってみた先には、あまりにも先進的なオフィスだった。
その上、そこで行われていたのは、安道の生きがいともいえるアナウンサーの仕事を全てAIで賄えるようにすること。
アナウンサーでいたい自分と、人間からアナウンサーの仕事を奪っていく自分、二つの間で揺れる安道が選んだ答えとは!?
『ファミリーラブストーリー』『ボクの妻と結婚してください』の著者が贈る、窓際アナウンサーの快進撃!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りさこ
17
とあるテレビ局の中年男性窓際アナウンサーの主人公が、ある日突然AI開発局に異動になり新しいテレビの時代の番組を作るために仲間とともに奮闘する物語。アナウンサーのお仕事小説って今まであんまり無かったから新鮮で純粋に楽しかった!幼い頃からテレビっ子だった私にとって、今後のテレビが実際こんな風になったら画期的すぎておもしろいだろうなっていう展開でワクワクした!2020/09/25
MILKy
14
【売】昨年発売と同時にその表紙にも魅せられ気になり、やっと手に取る。初読み作家さんで、かの、ボクの妻と結婚してくださいの作者。が、思っていた感じとは異なった。干された?アナウンサーの、ザ、ギョーカイの近未来、バーチャル番組に挑む一連が描かれる。効率最優先、になると面白みに掛けそうね、何でも、今後の世の中。無機質になっていきそう。あと、改めてアナウンサーって大変な職業だと思った。子どもの頃、声を使う仕事をしたいと思い、憧れはしたけど。ただ読めばいいだけでない、自分の言葉で、臨場感溢れるように伝える。難!2021/10/25
Kazuko Ohta
13
嫌味な中年アナウンサーが番組制作AI開発局なる部署へ左遷され、自分の喋りをコピーするAIに立場を乗っ取られる話……を想像していたのに、まるで違った。主人公のイメージは最初と最後では180度変わる。彼がアナウンサーになりたての頃の練習の話も面白いし、新しい試みが現実になればさぞ楽しかろうと思います。ただ、私の心に響くところまでは行かなくて、字大きめで200頁ちょいなのに読了までやたらと時間がかかってしまいました。こうなるのはたいてい文庫書き下ろし作品なのは気のせいか。たぶん飲酒しながら飲むのがあかんのだわ。2020/10/03
ともりぶ
6
アナウンサー志望の人にはささるかも。自分はこの情熱に共感できなかった。バーチャルも想像できなかったので感動にも共感できなかった。2021/03/21
ほにょこ
3
★★★☆☆ 日堂テレビ(略して日テレ?)のアナウンサーの話。AIに仕事を奪われるかと思いきやの展開はよかったけれどその後はいまいち盛り上がらず。「喋る」ことがテーマならミュージアムは方向性が違うし、喋り自体の魅力がいまいち伝わってこなかったです。2022/03/10
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