SB新書<br> 新聞の大罪

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SB新書
新聞の大罪

  • ISBN:9784815606251

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内容説明

日本の新聞にはびこる、
重大な真実から目をそらすための「スピン報道」という病!

かつてジャーナリズムの王として長く君臨した日本の新聞は、なぜ今、「国民の敵」となってしまったのだろうか?
今や新聞は、日本社会に大損害を与え、国益を損ないつづけている。インターネットの発達でその「正体」が暴露されてしまった。
「権力の監視」を大仰に喧伝した偏向報道、昨今で言うところの「スピン報道」を行い、「ファクト」を殺す新聞の傲慢さは、いったいどこから来ているのか。どのようにして日本の新聞記者は真実をゆがめるのか? 日本在住半世紀、最古参の英国人ジャーナリストが初めて明かす、「本当のことを言えない日本の新聞」の真実!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

71
外国人特派員の草分け的存在のストークスさんが、ジャーナリズムのあるべき姿に照らして日本の新聞を鋭く切るのかと期待したが、全くの見当違いだった。日本のマスコミが厳しい現実を報道せず、大衆煽動に堕したのは、GHQのWGIPに基づくプレスコードの呪縛だなんて、いつ迄そんな言い訳が通用すると思っているのか。満州事変後の不買運動によって、反軍の朝日新聞が軍部迎合へと舵を切ったように、「新聞の大罪」の責任は我々自身にある。「国民はその程度に応じた政府をもつ」と言われるが、新聞もまた、国民の程度を映す鏡なんだと思う。2020/11/18

ずんず

7
衝撃の内容だったのは、例えジャーナリストが現地に足を運んで取材をしても、何が起こっているかを知ることはできないということ。考えれば当たり前で、いざこざがあるところに取材に行って、誰かが撃たれたとしても、なぜ撃たれたのかは知ることができない。撃たれたという事実だけしかわからない。その事実にバイアスをつけて報道されて、読む方は鵜呑みにしてしまう。そうやって誰かの考える方に傾いている。2021/10/29

AKI

3
メディアの役割は、ありのままの客観的な情報をそのまま伝えることであり、大衆に判断材料を与えることだ。しかし、この原則はしばしば破られる。そこにメディアの弱体化の一つの断面がある。たとえば人と話をしていて、相手が購読している新聞がすぐにわかってしまうことがしばしばあるのは、メディアが自らの報道に私見、つまり主観的な情報を交えているからであろう。2021/02/03

荏苒 byn

2
耳が遠いが、記者魂のお手本著者。昭和の戦争以降の東アジアの欺瞞や大新聞の問題点をピンポイント指摘する。GHQの先導したマスコミの自虐史と異なる、事実関係である。リットン調査団の骨子は、満州は 現状妥協的な解決P78。ティルトマンは、満州国を高く評価170。ポツダム宣言は、日本政府に対しては(軍と違う)条件付き降伏の二枚舌だった96。南京虐殺英文資料は中国情報機関が計画したもの112。福島原発事故で朝日新聞の所員退避虚偽報道が、日本人の名誉を傷つけるP179。内外の反日捏造歴史と対峙の一端。browsed2021/07/21

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