内容説明
今、目の前のここが、今日の私たちの愛すべき世界で、見えているものが現実です。見えなくなったものをいつまでも追いかけるのはやめて、この世界でできることを今までと同じようにイキイキと体験したい。(文庫版あとがきより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西
21
旅の出来ない時期だからこそ読みたくなる旅行本。銀色夏生さんは読むまで男性と思ってた。写真をカラーにする為だと思うけど、各章の最後にまとめて載せられていて、やはり文章のあるページに載せてほしいなと、ワガママな願い。海外旅行はテレビとか本で十分だなと、飛行機嫌いは思う2021/01/16
Matoka
16
ベトナム、ニュージーランド、スリランカ、インド、イタリアのパッケージツアーに参加した様子をまとめたエッセイ。いいなあぁ、旅行行きたい。2022/05/15
たっきー
13
2016年に著者が旅した記録。全てツアー参加で、ベトナム、ニュージーランド、スリランカ、インド、イタリア。最後に著者自身がツアーには向いてないからこれからはツアー参加の旅はやめとこうと決めているところが面白い。たぶん、読者はほぼ最初からそう思っていたのでは…。文庫化に際してのあとががきで、コロナ禍で海外旅行が難しくなり、嫌な思い出すらイキイキ輝いてみえると。「旅ができるということは奇跡のように素晴らしいこと。そしてもちろん、私たちの人生ことが長いひとつの旅」。2021/01/24
tsubamihoko
7
銀色夏生さんがツアーで参加した旅行のエッセイ。ベトナム、ニュージーランド、スリランカ、インド、イタリアの順に。それにしても短期間でこれだけの国に行っていてすごいなと思った。参加するしないは別としてニュージーランドのスピ旅行なんかは、ツアーだからこそできる旅かもしれない。なかなか旅ができないから、こうやって旅の記録と写真でいつか旅行ができる日まで思い馳せよう。2020/10/05
Tomitakeya
6
銀色夏生さんのツアー日記、一言で言うとそういう内容。読み始めた時は ツアー旅行はもう沢山、ということかと思った。読み進めて行く内に、自分の求める旅の姿を求める、求道者のようでもあった。後書きまで読むと旅は一期一会、同じ旅は二度と経験できないということだ。秘境のツアーも面白そうだ。旅に出たくなる一冊。2021/01/30
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