内容説明
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ゴリラ、ゾウ、キリン、オランウータン…。
だれもが知っている動物たち。
でもそのオスとメスの違いまで説明できますか。
いま、地球にいるほとんどの生物には、オスとメスという「違い(性別)」が存在します。
それはなぜでしょうか?
理由は簡単。「生きるために有利だから」です。
例えば、キリンはオスのほうが大きく、メスのほうがやや小ぶりです。
それは「単純にオスのほうが戦うために大きくなった」
ではなく、
「オスとメスで、食べる木の高さをずらすため」なのです。
キリンの特徴的な長い首では、食べられる木の葉が限られています。
もし同じ高さの葉をオスとメスで食べていたら、たちまち食べものに困ってしまいますよね。
このように、オスとメスの見た目の違いだけではなく、
「どうしてそんな違いが生まれたの?」
まで深掘りすると、その動物たちの生きる世界が見えてくるはず。
本書では、そんな生き物たちの進化の不思議を「オスとメス」で紹介しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
41
もっと女子が男子のどういうところにズキュンとくるか、に特化しても良かったかも。絶滅動物がぴょこぴょこ登場するのも不思議。でも、所々とっても面白かったエピソードがあって、家族で笑いました。2023/03/01
遠い日
9
イラストではなく、できれば写真で見たかったけれど、すでに絶滅した生き物も含まれているので無理ですね。雌雄の違いは、種の保存のために合理的に進化した結果の姿ということなのだろう。スズメバチネジレバネのメスの姿に絶句し、コモドオオトカゲの「単為生殖」にのけぞる。2020/10/17
てらさか
1
雑学知識として読んだ本。写真が一切なく挿絵のみなので、昆虫類の部分もちゃんと読めました。2020/09/05