内容説明
最近、雲の名前が知りたくなりました。
すべての雲には名前がある?
もっとも身近な自然である雲を、気象予報士の菊池真以さんが解説します。
基本となる10種類の雲「きほんの10種」、
ほか空に現れるときめく雲たち「かわいい雲」「きれいな雲」「ふしぎな雲」「すごい雲」「めずらしい雲」、
雲と光が作るコラボレーション「光×雲」など、
充実した種類の雲を美しい写真とともに紹介。
また「雲の正体の解説」「雲を発見した人々」「季節でときめく雲風景」「空の色の辞典」「雲撮影のコツ」など、
雲と毎日を楽しむための情報が満載です。
■著者紹介
菊池 真以(キクチ マイ)
気象予報士。気象キャスター。
大学在学中に気象予報士の資格を取得。学生時代より気象予報士として活動。
2015年4月から2018年3月まで『NHKニュース7』の気象キャスターを務めた。
気象関連の講演会など多数開催。
空の撮影も趣味の域を超えて行っており、2016年個展「空の写真展IRODORI」 2017年グループ展「めぐる季節 -toki-」を開催。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
210
コロナ第3波の襲来で雲行きが怪しい今日この頃ですけど、まあ、ベランダから雲を眺めるくらいの心の余裕は持ちたいものです。いろんな種類の雲がくまなく載っている、この本を片手にリラックスして眺めていると、雲に乗ってふわふわ浮かんでいるような気分になれます。ときめきますよ。2020/11/24
あっか
84
ときめく図鑑シリーズ新刊、今回は雲。日頃から空を見上げるのが好きなので、たくさんの種類や形の雲をいっぺんに見られて幸せ♡写真も解説も多いですが、題材の雲の雰囲気にとても合っていてふわっと軽い読み心地です。イラストや字体も可愛いからかな。濃密雲の写真が本当に幻想的でうっとり♡K-H波雲が凄すぎて謎すぎてびっくり。笑 あとぜんぶ彩雲だと思っていたものももしかしたら幻日だったのかも?と知れました。空を眺めて、今日はどんな空模様かな?って見るのって本当楽しい。これからより楽しみが増しそうです。2021/02/08
yomineko@怪我しちゃった
69
大空にぽっかりと浮かんだ雲。詳しい説明もありますが写真に癒されます。思わず空を見上げたくなりますね。ケルビンヘルムホルツ雲はまるで描いた様な不思議な模様を作り出している。とても自然が作ったとは思えない、意志を持っている感じ。正岡子規さんも雲が大好きで日記に書いておられたとか。太古の昔から人々を恐れさせ、驚かせ、楽しませながら癒して来たのだろう。2022/11/02
イスタ
66
いろんな雲の解説、ときめきました!うろこ雲やひつじ雲など知ってる雲もあるけど、鉤状雲、肋骨雲、断片雲とか初耳。こちらでよく見かける山に掛かった笠雲はレンズ雲の仲間。すじ雲がたくさん集まって重なり合った濃密雲がこの中では1番好き。気分が最高な時に使う on cloud nine(9番目の雲の上にいる)素敵な表現。in the seventh heaven 的な感じ?ときめく図鑑シリーズ、たくさん出てるみたい。他の本も気になります。2020/11/11
りお
24
この本を読んでふと最近空見上げてないと思った。ぼんやりと空を眺める時間も大切な気がする。2022/04/10