内容説明
元魔王軍四天王の魔族にして、今や誰もが恐れるマフィアのボスを父に、そして世界最強とうたわれた魔術師を母に持つ一人娘のクラリッサは、小学校入学を迎えようとしているお年頃。制服がかわいいからという安易な理由だけで入学を決めたのは、貴族しか入学できない志高き学校「王立ティアマト学園」だった。父の力(買収)で無事入学を果たし、父の力(恐喝)で、新入生代表のあいさつの座も勝ち取ったクラリッサ。友だちもできて、学園生活は順風満帆の船出だったが・・・・・。マフィアの娘が場違いな上級社会の学校に入学したことで起こる大騒動をユーモラス、そして感動的に描く学園コメディ。イラストは、漫画家の水あさと!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささやか@ケチャップマン
4
イラスト描いてる漫画家の水あさとが、マジで自分で漫画描いてそうなノリのラノベ(笑)。いい組み合わせ持ってきたな編集って感じなので、できれば続刊してほしいんだけどなあ。2021/02/20
ヴィル
1
がめついマフィア女子つよい2022/12/15
菊地
1
主人公のズレた感覚や行動が金と権力と主人公のスペックで正当化されていく話。マフィアの権力が色んなところで振るわれるんだけど、何だかんだで最大多数の最大幸福のように収まるところに収まるので、余計なストレスなく読める。そして作風とイラストの親和性が極めて高かった。2020/08/11
NT-R27
1
世界観を想像せずに記号的な高校学園異世界ファンタジーものを作った後、思考停止して登場人物の年齢を6歳にしただけの作品。ただでさえ登場人物の非常識さや変態性が目立つというのに、そのまま6歳児にしたせいで筋が完全に破綻している。必然性も全くなく、時折「6歳児だから仕方ない」とご都合主義な免罪符に使われる。 更に、地の文が機能しておらず、作者の思いつきをダダ流しするだけの感想文と化している。 これを出すと決めた編集部への不信すら喚起させる怪文書の域。是非、「うちの編集部は少しおかしい」と猛省して戴きたい。2020/08/25