内容説明
さかのぼれば阪神淡路大震災。放浪犬の問題や、被災による飼育継続の困難などが取りざたされ、以降災害が発生する度に、ペットに関する災害時対応は議題として挙がってきた。繰り返される災害の中で、環境省は『人とペットの災害対策ガイドライン』を策定し、飼い主はペットを連れた同行避難が原則となった。しかし同行避難とは、ペットも連れて逃げるということを意味するに留まり、受け入れ先となる避難所のペット同伴への対応のばらつきや、逆に飼い主側へのマナーを問われるような課題が浮き彫りとなっている。本書は、基本的な行動指針だけにとどまらず、避難経験を持つ飼い主たちの取材から、リアルな体験から得られた知恵も多角的に掲載。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ギンジ
3
「被災体験」ケーススタディは身につまされる思いで読ませていただいた。地震・豪雨・豪雪・雷・台風・噴火・津波・原発事故。犬を残して避難するという状況は絶対に避けたい、そのためにはどういった心構えが必要か考える。ウチのワンコはアレルギー持ちなので、まずフードとお薬。これは確保しておかないとダメですね。問題点は・重たくて一人で抱えられない・トイレトレーニング、室内でしない。等々…考え出すと飼い主の反省点ですね。取り急ぎ、しばらく使っていないクレートを組み立てて使える状況か確認します。2023/06/30
