内容説明
「いきなり突拍子もない所にツケられて困った」という経験はありませんか?
特にうわ手に自信満々に打たれたら恐怖ですよね。
これは「ツケ」という手の性質を理解することで解決です。
用語を正しく理解していると、相手の作戦がわかり、その正しい対処法を考えることができるようになるのです。
というわけで問題です。
Q1、ツケはどういう場面で使われるでしょうか?
Q2、ツケた後はどういう進行になるでしょうか?
解答
A1
相手の勢力圏でのサバキや目一杯頑張りたい時など、苦しい状況を打開したい時によく使われる。
ツケた相手の石を強くするという性質があるので、互角・有利な状況ではあまり使われない。
A2
「ツケ」は相手に喧嘩を売る手なので、接近戦が起こりやすい。
ツケに対して手を抜くと大きな損をしてしまう。
つまり、「いきなりツケてきた」という状況は、「サバキにきた」「戦いを起こしにきた」
と理解ができるようになります。相手の作戦を瞬時に理解し、打つ手を決められるようになります。
もちろん具体的な方法は別途学ぶ必要がありますが、囲碁の根幹となる考え方は全て用語をし覚える
ことで身につけられるのです。
本書は「手筋」「石の形」「棋理」など重要な用語を意味から用途まで丁寧に解説しています。
上記のように、実戦に役立つのはもちろん、指導碁や棋書で勉強する際の正しい理解ができるようになり、
囲碁の学習効率を高めることにもつながります。
「指導碁の検討の際に、用語を間違って使っていらっしゃる方が、かなりの頻度で見受けられます。
それも級位者の方だけではなく、有段者の方にも当てはまります」(まえ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キリル
13
囲碁用語を解説した本で、囲碁用語だけを取り上げてというのは珍しいと思いました。初心者にとって囲碁用語はしっかりやる機会は少ないのに数はなかなかあって覚えづらい、なのに書籍等における登場率は高い(覚えている前提で説明が進む)のでせっかく読んでも理解できず退屈でよい印象がもてないと碁の敷居を上げている要因の一つではないかと思ってます。本書では用語の意味だけでなく、理解しやすいように盤面のどういう状況で使われるのか、実戦でどのように表れるのかについても解説があり、碁彙力がしっかり磨けるよう工夫が感じられました。2021/05/01
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