キャリア・マネジメント セルフアセスメント - 変わり続ける仕事とキャリア

著者名：エドガーＨ．シャイン/ジョン・ヴァン＝マーネン/木村琢磨/尾川丈一/清水幸登

白桃書房（2020/07発売）

• ISBN：9784561256601

内容説明

キャリアについて深く考える際の自己診断ツールとして著名な「キャリア・アンカー」。本書はその診断用ワークシートである。
40の設問に答え採点することで、8つのキャリア・アンカーを把握することができ、キャリア選択をマネジメントする際の参考となる。
Career Anchors 4th Edition の翻訳で、3冊セットとなっているうちの1冊。共著者ヴァン=マーネンは、エスノグラフィー（民族誌）を用いて解析する手法を応用するなどにおいて貢献している。

目次

はじめに
自分のキャリア・アンカーを理解するためのセルフ・アセスメント
自己採点方法
キャリア・アンカーの8つのカテゴリー
次のステップと選択肢
【座談会】日本語版刊行にあたって
著者について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Takafumi Ohta]

組織心理学の大家であるエドガーシャインが『個人のキャリア』の適性を明確化するためのアプローチを記した一冊。キャリア・アンカーと呼ばれる自らの『譲れない価値観』を明らかにするたまの設問が用意されている。現代で大変流行しているMBTIの元になっていると考えられる。アセスメントをしてみたが、SVとGMのスコアが高く、自己認識のギャップはあまりなかった。周囲は意外とギャップがある人も多く、『自分も他人も認識していない窓』(ジョハリ風)を開くことができるやも。

2025/06/06

[KS20]

リッカート尺度方式のアンケートを用いて、自分が何に 動機付けられているかを判別する本。 私は思っていた通り、SE（保障・安定）、LS（生活様式）という安定を重視して考えていたと再確認出来た。 キャリアが安定しているという実感しながら、成功という言葉を単なるキャリア上の成功ではなく、より広い意味で定義し、人生全体をどう生きるべきか、どこに身を落ち着けるべきかを考えながら、今後も仕事と関わっていきたい。

2024/08/20