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内容説明
「ゲーム理論」って役に立つらしいけれど、いざ関連書を手にとってみると、難しい。本書は、経済学の最重要理論である「ゲーム理論」がストーリー形式でよくわかる!重要なトピックのみを紹介しながら、豊富なイラストとセットで展開されるユーモアあふれる物語を通じて、その背後にある思考法そのものが理解できる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
119
ゲーム理論が「なぜ意思決定に役立つのか」を6.5個の物語を交えて触れる。限定された社会では人の思考と行動は数理モデルで記述できる。自分が意思決定する前に、周囲の思考や行動を俯瞰することが重要。社会は全てを不合理が原因であるほど単純ではないが、相手の話を傾聴すると、原因は大概、簡単なことである。①全会一致の罠、②意見の一致後も意見は変わる、③価格競争を避ける「非協力的均衡」、3.5 複数の意思決定者がいる場合は「後ろ向き帰納法」④ねずみ取りのルールは「混合戦略均均衡」に落ち着く⑤沈黙が伝える意図。2021/05/06
速読おやじ
31
こんなに分かりやすいゲーム理論の解説本があっていいのか?人間が行う意思決定には、単純ではない色々な要素があり、競争相手などの他者の意思決定にも相互に影響を及ぼしてゆくその様を、うまーく物語にして説明してくれるところなんか絶品です。ゲーム理論、学びたくなる。2021/03/30
koji
27
週刊ダイヤモンド2020ベスト経済書第5位。ゲーム理論のおもしろさと知的興奮を、これほど的確に纏めた経済入門書は知りません。6.5の物語は、どれも卑近な例え話ですが、それを解決に導くゲーム理論は数理的に実証された奥深いものばかりです。例えば、新しくオープンしたケーキ屋が10円安い価格競争を仕掛けてきた時、共倒れしない均衡点をどう見つけるか、難しい算式を使わずに会話だけで考えていきます。その背景のベルトラン競争、繰り返しゲームのような難しいゲーム理論は章末に纏めて書かれています。秀逸な経済書です。著者に多謝2021/02/05
bonbon99
21
ゲーム理論の基礎・土台がわかる本。ジブリの「借り暮らしのアリエッティ」を参考に、ネズミ目線で、世の中のルールにある裏側と表側を考える。有名な囚人のジレンマは出てこなかったが、他者と他者の論争や行動原理がどこで均衡するかについて、6.5個の物語を通して学べた。経済学は幅が広く、実学というイメージを持った。2021/03/13
e
17
ある方が紹介していたので気になって読みました。もう少し学んでみたいので入門の入門も読んでみようかな。ネズミを主人公に平坦な文章で書かれているので初めてゲーム理論に触れるわたしにはとっつきやすかったです。人が何かをするのにも、何かをしないのにも理由がある、というのが一番印象に残りました。大事にしたい視点ですね。2020/10/04
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