内容説明
懐かしくて恥ずかしい! でもナウだった70年代。世相×自伝エッセイ――大阪万博で大行列し、よど号ハイジャックに腰を抜かし、浅間山荘事件に釘付けになってしまった、1970年代。ホットパンツ、ジーンズ、スプーン曲げ、長嶋茂雄引退、ピンク・レディー……。どこか浮いていて、でもエネルギッシュ&サイケだった時代を、著者自身の青春とクロスオーバーさせて回想する面白エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かしまさ
2
作品と作家は切り離して考えるべき、と思っている自分が、久しぶりにその人となりに興味を持った数少ない作家の自伝。80年代の終わり頃に生まれた自分はこういう記録でしか70年代以前を体験できない訳で、そういう意味でも楽しめた。時々エッセイに登場する奥さんが清水さんに負けず劣らず博識で、どこで見つけたんだろ、って思ったらそういうことだったのか。2015/09/25
eijit
0
これまで自伝のような小説はあったので、上京して物書きになるまでの経緯は何となく知っていた。仕事のため、興味のなかったファッションについて詳しくなるくだりなど、妙に詳しいんだけど醒めた感じで面白い。2015/04/24
bunca
0
七三分けイメージの清水さんが、若い頃長髪だったというのを想像すると笑いがこみ上げてきます。この時代を若いころに過ごしてきた人の70年代史は一般的なものと相違点もあり生々しさにあふれていました。いろんなタレント本のゴーストライターをやっていた話が興味深く、実際に本を読んでみたくなりました。奥様との馴れ初めなんかも出てきて面白かったです。2011/02/17
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