内容説明
久慈島(くじのしま)と呼ばれていた九州。神の力を秘めた少年・隼人は、 鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士とともに、まだ見ぬ世界へ旅立つことを決めた。血沸き肉躍る冒険の旅が始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
36
久慈島で繰り返される争いをなくすため、大八洲のどこかにあるという金属の鉱脈を探しに、久慈島の東にある最大の島、秋津島を目指して隼人と鷹士が海を渡る第二弾。黒潮に乗って目指すは東海の美野、そして淡海、北陸、最高峰の不二の山へと向かう展開で、鷹士が複雑な想いを抱く因縁の相手との再会があって、美野での出会いが二人を少しずつ変えていって、苦難に遭いながらも仲間思いでどこまでも真っすぐな隼人と、少しずつ自分らしさを持ち始めた鷹士の成長が眩しかったです。そんな彼らがこれからどんな道を歩むのか続きを楽しみにしています。2020/08/25
りー
29
続きを切望していた作者デビュー作の続編。っしゃぁ!!と、思わず拳をつきあげる。今回は九州を飛び出し本州へ。面白くないわけがありません。祝詞や神々、神宝、「文字」の扱いがファンタジーと歴史の合間に絶妙におさまっていて、これじゃぁ~これが読みたかったんじゃ~、とプルプルしました。ワンコ主人公は成長して逞しくなり、ツンデレ剣士は愛想を覚え、めでたい限り。それぞれイニシエーションを終えたところで…え?続編、出ますよね?これで終わったら大噴火します。長脛との対決、高照との再会、まだまだ読みたいです。2020/11/01
ときわ
27
編集の方にお願い。地図に前作にあったように地名を入れてください。前作でも描いてありましたが、ルートは描かないでください。本文を読みながら時々見てルートを想像したいのに、これでは盛大なネタバレです。見てしまったことを後悔しました。今後読む方は、終わりの方まで読んでから地図を見ると良いと思います。作者さんへ、続きを書いてくださって有難う!彼らの成長を見ることができ、とても嬉しいです。でもこれで終わりではありませんよね。ぜひ彼らのこれからを知りたいので、続きを書いてください。よろしくお願いします。2021/12/10
ぽてちゅう
24
久慈島(九州)で繰り返される戦は、大陸から銅鉄を得るための対価としての奴隷を狩るために起こる。では戦をなくすには?隼人が考えたのは大八洲で一番大きい秋津島(本州)で鉱脈を見つけること。隼人は鷹士とともに海を渡り、東海から琵琶湖、能登、佐渡島、相模湾、不二の山を辿る(本書冒頭の地図は無用の長物)。互いを信じ分かり合っていると思うが故の隠し事、単独行動にやきもきしながら、二人の成長と深まる友情を見守り見届ける。それぞれの道を行くと決めたラスト。それは決して別れではないことを確信。また二人の道が交わらんことを。2025/01/24
うめきち
18
面白かった。2人の友情が熱い。また2人が会える日がくるのか、続編希望です。2人とも幸せになってほしい。とくに鷹士2023/03/12
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