内容説明
とんでもなくわかりやすく、面白い
ギリシア神話は西欧文化の根っこにあり、グローバル化した現代世界においても、さまざまな社会現象を理解するうえで、ひじょうに大切。まさに「大人の教養」の典型です。
でも、固有名詞が多すぎるし、ハナシも込み入っていてわかりにくい、のは事実。
「誰」の「どういうハナシ」なのかがわかるように、大体にエピソードを整理。読んで楽しい物語として再構成したのが、この本です。トンデモないオハナシ多数!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
13
知っているギリシャ神話とは少し違うバージョンの話が読めたのはよかったが、トロイア戦争など複雑な物語になるとまとめきれずモタついているのがもったいない。残りページ数が少なかったのか、締め切りが近かったのかなどと余計なことを考えてしまった。2022/08/20
ケニオミ
13
前の感想でも話しましたが、洋楽の和訳を趣味にしていて、洋楽にギリシャ神話や聖書の話がよく出てくるんですよね。それを知っていなければ、自分で訳しても全然意味をなさないことが一度ならずあったので、仕方なく(?)本書を読むことにしました。内容は「教養としての」ではなく、「大人の入門としての」が近いと思います。昔もっていたギリシャ神話の本、あれよかったのに、何で読まずに捨てたんだろう。くやし〰い。2020/07/15
さり
12
うーん 趣味で読むようです2023/10/07
むさみか
4
上流階級の方々と交流があると こういう神話への造詣も必要になる・・・らしいです 確かに 西洋芸術のモチーフには ギリシア神話が多用されていますから ちょっと知らないと会話も楽しめないですよね ちなみに 神々のお名前は 圧倒的に古代ギリシア語読み派です 2020/09/08
aoto
1
読みやすく、簡潔に各ギリシア神話の有名エピソードが網羅されてる感じ。なんかところどころ、著者が話しかけてくる感じがフランク。このエピソードどういうのだっけ?と思い出すに丁度いい感じがする。2020/07/04