文春e-book<br> 新型コロナウイルスを制圧する ウイルス学教授が説く、その「正体」

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春e-book
新型コロナウイルスを制圧する ウイルス学教授が説く、その「正体」

  • 著者名:河岡義裕【著】/河合香織【聞き手】
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • 文藝春秋(2020/07発売)
  • ゆれるコスモス!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/16),文藝春秋 電書の森 ポイント増量!(~9/19)
  • ポイント 400pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163912325

ファイル: /

内容説明

人類にとって、戦後最大の脅威となっている新型コロナウイルス。
私たちはいかに、未知の感染症と向き合えばいいのか?

著者の河岡義裕氏は東大医科学研究所ウイルス感染分野教授、同感染症国際研究センター長、ウイスコンシン大学獣医学部教授を兼任。
世界で初めて新型インフルエンザの人工合成に成功し、エボラウイルスのワクチンも開発中の、ウイルス学の世界的権威である。
その河岡教授が、新型コロナウイルスの最新情報、有効な対策と無意味な対策、終息までの見通し、ウイルスの正体について、
分かりやすく解説する。

新型コロナウイルスを理解する決定版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

34
【コロナ51】まさに今現在、新型コロナウイルスの研究やワクチン開発や携わっている最前線の研究者へのインタビュー。聞き手もこの分野にも詳しいノンフィクションライターだから、コロナの最新の知見が分かりやすくまとめられている。報道で断片的に伝えられるコロナ情報について、現時点で判っている科学的な知識を概観できる。■改めて知るのは、ワクチン開発はそう簡単ではないこと、そしてSARSのように制圧することは難しく、いずれありふれたウイルスとして定着するだろうけど何十年もかかること。「正しい知識を身につけて、恐れ↓2020/09/04

シタン

19
世界的なウイルス学教授が新型コロナウイルスについて語り、それをノンフィクション作家がまとめる。主にウイルスやワクチンについて。人工的に感染性を有するウイルスを作製できるリバース・ジェネティクス、研究に対する批判や凍結、ラングレーの者、ビューローの話などを挟みつつ、真摯に科学的事実を述べている。人間を特別視しないこと、そして事実のみを追求する科学者の態度を体感することができる。三章は簡単な自伝。研究の醍醐味に強く共感。 流行はまだ始まったばかりといえる。様々な情報が錯綜する中、真実を覆い隠す霧を一掃したい。2020/08/16

tetsubun1000mg

12
著者が国際ウイルス学会会長を務めて、東大とウィスコンシン大で今も研究の最前線にいるとの事で選ぶ。 コロナウイルスへの感染の仕方が分かったし、感染を防ぐ方法も理解できた。 人類は長い間ウイルス戦ってきた(ウイルス側は戦ってはいないが)歴史はこの本で知りました。 未知のウイルスなので今後の治療薬やワクチンが出るまでは安心できないですね。 技術的にも中国発のウイルスではないことも分かりました。 研究者の発言なので詳しくて分かりやすい。 聞き手としてまとめたライターも、決して煽らず文章が淡々として読みやすい。2020/09/28

jack

7
一流とは、真摯に物事に対峙することなんだな。もうすこし専門領域に踏み込んでもいいかな~。☆4.52020/11/29

coldsurgeon

7
ウイルスは人類と戦わない。人間社会が、ウイルスとの戦いを想定して、このパンデミックに翻弄されているだけかもしれない。コロナウイルス感染症は、社会にとって脅威であることには違いないが、それに対する対応・対策を自省しながら、進めていく必要がある。ウイルス学者の研究は継続して行われているのだから、判明した事実を、的確に社会に反映してもらい、それを可能な限り正しく理解して、自分の社会生活に受け入れていくべきだろう。ウイルスと人類、いやすべての生物に、共生、共進化、多様性がキーワードして存在する。2020/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16239755
  • ご注意事項