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内容説明
両陛下ご臨席の植樹祭、APEC横浜、スー・チー女史晩餐会、JALファーストクラス……世界が認めた最高級の日本茶。そのマーケティング戦略とは? 「非常識」を極めるとうまくいく。奇跡をもたらした「たった9人の小さな会社の成功法則」を初公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuwakuwa
1
茶を取り巻くエコシステム全体をデザインする、さらにそれを輸出する、という話にまで至っていることが興味深い。デザインによる革命として例に挙げられていたシャネルの話も面白かったし、持続可能なビジネスモデルとしてのラグジュアリーブランドの捉え方も個人的には新鮮だった。2016/04/11
K
1
立ち読みで読了。最近露出が多くなってきたお茶ブランドの話。興味のある会社だったので読んでみたが、興味深い内容だった。まず社長がグラフィックデザイナー出身であり、たまたまお茶の世界に遭遇したことから企業に至った。「プロ経営者」がもてはやされる中、こちらのほうが「よくある起業」なのかなとも感じた。そして日本茶の苦境にもかかわらず、そこに新たなマーケットを見出し、事業展開していったその足跡はとてもおもしろい。マーケティングの成功例としても面白いし、起業ストーリーとしても面白い。普通にファンになりました。2015/08/29
石臼
1
「取捨選択」によるブランディングを語りつつ、この本によってストーリーテリング式のマーケティングを行っている。この会社は決して折り込み広告やCMなどはしないであろうことがよく伝わってくる。すべきことを極め、すべきでないことを削り落すというブランディングの基礎は言う事は容易く行うは難しい。それを実践できているのは著者の美意識が非常に研ぎ澄まされているからではないだろうか。2015/07/07
古青
0
ビジネス書だと思って読みました。ニッチに入り込むか新たなニーズを生み出すかビジネスの基本ですが、この商品は同時に叶えて、しかもいきなり頂点を作り上げる過程が凄いです。肝心な詳細は明かされていませんが、生産者も販売者も消費者も皆が幸せになる「三方よし」の考えは素敵です。普段はコーヒー党だけどお茶が飲みたくなりました。2015/08/23
ShunSuke@日本茶サロン
0
斜陽産業と言われるお茶業界でどうビジネスとして成功させたか、とても興味深く、勉強になりましま。 また、ただ儲けるだけではなく、生産者・販売者・消費者、三者誰も損をしないようにするための「正しさ」についての記述はとても印象に残りました。 ビジネスを通じて、いかにその業界、世の中に貢献していくか、社長ね熱が伝わってくる一冊でした。2019/01/20