内容説明
夫、三浦朱門がなくなってはじまったひとり暮らし。誰もが最期はひとりになる。一人暮らしの過ごしかた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくらっこ
18
曽根さんの老後に関する本はいつも学ぶ事が多い。この本で強調されていたのは「食」で、一人暮らしになっても誰かと食事を共にするのは重要だということ。近所の人を誘ってみるのもいい、お弁当を下げて訪問するもいい。年寄同士の食事なら、めざしとほうれん草などの粗食で充分。 もう一つ印象に残ったのは、老化の基準は「周囲に配慮できるかどうか」ということ。外出時は、常に緊張感を持たなくてはならない。改札口や階段の途中で立ち止まったりしてはだめだ。若い人でもたまにいるが、そういうのは若ボケとのこと。う~ん、手厳しい。2021/07/25
こまっちゃん
13
いつでも最悪な状態を想定して生きることは、確かに必要かも。でも、そうすると素直に今を楽しめなくなってしまうような。2020/03/28
tetsubun1000mg
10
エッセイを読むのがが2冊目になる作家さん。 現代の女流作家を代表する方と思いますが、今までに読む機会が無かった。 88才になるそうだが執筆量を大幅に減らしながらも、これだけの内容・量を書けるのが素晴らしい。 これが本物のプロ作家なのだろうなと思います。 齢をとっても相方や子供などに依存しない気持ちが大切だと感じました。2019/11/11
hiromura
8
なんとおそらく曽野綾子さん初読み。納得できる言葉がいろいろ。毎日命の危険を心配しないでいられる日本に暮らしている幸せをあらためて感じた。2021/10/09
shiro
5
自立について考えさせられる本だった。考え方は似ているが、行動は理想としながらもできていないことばかり…。まずは自分一人でもこわがらずなんでも取り組んでみようと思う。2021/07/03
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