内容説明
ずっと心に不安を抱えている人は、必ず「あまやかされた」子ども時代を送ってきている。
心を病まないためには子どもをどう育てればいいのか。
多数、解説本が出版されている中、本書は数少ないアドラー原書の翻訳になる。アドラー『生きる意味』に続く「不安神経症に悩むひとと将来そうならないための本」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
33
アドラーの偉大さがわかる。2019/11/02
ゆきらぱ
30
アドラー、1870年生まれの精神科医。内容は確かに古いのかもしれないが、納得のいくところが多く、参考になった。というより今年やや心が不調だった私にとっては救いになった。名訳にも感謝。2019/12/18
はな
3
個人の優越感を追求するのを目的にしたら生きにくい。 社会とか周り人たちの幸せを目的にできたら幸せかな。 自分自身、問題から回避するような方法で満足して、問題を直視したり、乗り越えたり、その先によりよい生活を送れる可能性が0でないことを忘れないようにしたいと思った。希望をもって生きていると満足していたが、希望にも色んな側面と強弱があるのかなと、満足するのは少し違うかなと思った。自分の人生に関係ない事柄のように思えても、自分の人生に起こり得たこと。2021/08/27
ジム
2
なぜ他者の存在が気になるのか。2019/07/04
coca©︎ola
1
恋愛や結婚、家庭生活にまつわる記述が多かった。そのため、家庭教育という視点で本書を読むといろいろな気付きがあった。社会、仕事、愛の3要素で構成される個人の心理を具体的な症例とともに描き出している。2022/10/30