内容説明
少しずつ自分が消える日のための準備をする。
「若さ」「健康」「地位」「家族」「暮らし」いかに喪失に備えるか?
曽野綾子が贈る「誰にとっても必要な教え」。
死について学ぶのに早すぎることはない
別れを繰り返し反復練習する
死ぬまでに自分のことはなんとかする
死ぬまで5分間我慢する
もしあした死ぬとしたら何をすればいい?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
96
曽野さんのように信仰は持たない私だが、ここに書かれている事の幾つもに肯く読書だった。ものは取りよう、考えようなのだ。しかし『長寿という格差社会』がとりまく現在とその先に自分の『死に甲斐』を見据えると、な~んにも準備などしてはいない。断捨離しかりだ。それでも良いと思ってる(いや、良くはないか・・汗)死ぬときは死ぬのだ。『死』だけは平等なのだ。心が元気なまま「まんざら悪くもない人生だったよ」と言って逝きたいが、そう上手くは行くまい。私が生きてきた証しは残った者が好きにしたらいいのだと思っている。2017/08/08
サルビア
9
死を思うと怖い。でも、死は、誰にでも、平等に訪れる。今から、死について、しっかりと考えておきたい。2017/10/07
ともさん
7
死は人間の運命だ!と言われても未練が残ります。自然に心安らかに死を迎えることが出来たら…いいなと思います。2017/09/03
チャーリー
1
この本を読んで改めて死を考えました。死に方はそれぞれでしょうが、後に残る人のためのことを考えておく必要があるでしょう。面倒をかけたりトラブルになったりしては、死んでからも気分が悪いですから(笑)。2019/03/07
Woody
1
一気読みしたほど、死に対する想いを持つ事が出来た。2018/01/22