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内容説明
北国のくまたちは、秋から巣穴に入って冬眠します。 けれども、くまのムルは、ほかの仲間たちのように眠ることができません。 眠りたくないのです。 真冬の、長くてたいくつな暗い巣穴から思い切って飛び出すムル。 初めて触れる真っ白な雪、空に輝く星たち。 ほかのくまたちとは違う行動をとったからこそ、出会える自然があるのです。 この物語は、仲間と同調できずにひとりでも、新たな発見や楽しみが生まれていくという、メッセージが込められています。 本書は、フィンランドの人気絵本作家により出版され、12か国語以上に翻訳されている「くまの絵本」です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
18
みんなが眠る冬。くまにとって冬眠は当たり前でしょうが、くまのムルは眠れません。眠れなくて眠れなくて、とうとう外に出てしまい、そこで初めての雪をみます…。みんながするから、と同じように考えず自分の意思で行動するのは勇気のいることです。それがムルのようにステキなものの発見につながるかも?そんなくま(人間)がいたっていいよね。2020/11/17
遠い日
11
フィンランド発。みんなとは違う、くまのムル。絶対眠りたくないムルがとった行動の先にあった感動。こんな子がいてもいい。自分のしたいことを思い切ってやってみる。そこから始まることが、ある。2020/03/08
llll'
0
.2021/07/21
yuzu
0
5.92020/07/21
あおっき~
0
翻訳者の方のお父さまと、今年の3月末迄、仕事でご一緒していた関係で、職場の同僚から教えてもらって読みました。 お洒落かつ大胆な絵柄が安定の北欧デザイン。主人公ムルも可愛らしかったです。 「みんなと同じ」で無難に歩む事を否定せず、「みんなと違う」「これやってみたい!」を選べば、いつもとは違った楽しさ、幸せに出会える事を気付かせてくれる、素敵なお話でした。小さい読者のみなさんに、もっと伝わって欲しいな。2020/06/14