内容説明
てやんでェ! 下町じゃこれが常識よ! ――下町のオキテだぁ? こむずかしいことを言う前に、うまい洋食屋を探訪し、花街・吉原に人生を学び、浴衣でキメて銭湯へくりだし、納豆・もんじゃの食べかたで殴りあいの喧嘩をする。三社祭だ、朝顔市だ、年中行事にシャシャリ出る。するってぇと、さあ見えてきた! 下町の流儀・奥義がてんこ盛りの爆笑エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shincha
29
おけら作者の畠山さんのエッセー。あのオケラは、こんな畠山さんの育った環境で育まれてきたんだな。下町のオヤジ達の生態が事細かく書かれていて、読む場所を考えないとドヒャっとか、ギエ~とか変な声を出して笑ってしまいます。書かれた時期がだいぶん前なので、今やなき店も書かれているかもしれないけど、ここに書かれた店には是非、行ってみたい。ボクは、どちらかというと山の手方面で生まれたけど、今は亡き一番の親友は正に畠山さんのいう下町ど真ん中育ち。子供のころ、よく自転車で浅草、曳舟、亀戸界隈で遊びまくりました。面白かった!2024/05/08
カニック
9
面白おかしく読了。下町の雰囲気を堪能できました。著者の偏見に満ち満ちた内容であることは問題ナシ。2019/01/25
19720624
1
15年以上前に出た本だ。さすがした今の下町のオキテはこの本の頃からはだいぶ違うんだろう。でもほとんど同じであってほしいと思う。2015/04/27