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内容説明
サヨナラをするときに、さみしくならないコツは、だれとも仲良くしないこと。風みたいに、透明になればいい。 【あらすじ】嵐(あらし)のクラスに転校してきたのは、都会から引っ越してきた少女・都波(つなみ)かれん。かれんはなぜか、嵐の名前を知っていて……。自然豊かな愛媛県大洲市を舞台に、だれも信用できない少女と、まっすぐな心を持つ少年が出会う。心がしめつけられる青春ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
112
作者さん言うとおり、これで読書感想文書いてほしい。そんな感じの本。ただ、「クラスの女子なんかより大人っぽいから中学生だろうか。」ってあるけど、本当に中学生の話でよかったんじゃないかな。そして、最後なんて言ったのかが気になるんですけど。。2021/08/21
アズマ
31
恋愛要素薄いけど爽やかでした。2020/07/30
ツバサ
12
小学生男女の感情の揺れ様、すれ違いや意地の張り合いに頬が緩みました。最後の晴れやかな気持ちになる終わりには爽やかさを感じました。2020/08/16
リース
7
とても読みやすくスラスラ読んでしまいました 小学生の頃転勤族の子が来たの思い出した2020/06/27
まぁみ
5
朝、ワイドショーがつまらなくてTVを消した。ふと目にとまった本書。何となく開いたら…読み終わりました。児童書だからではなく、この作家さんの文体は心に風のように入ってくる。気温上昇中の夏の朝、私には爽やかな風が(決して嵐でもあらしでもなく)吹き抜けました。読後は…ああ皆なんていい子なのだろう。大好きだ!みーんな幸せになって欲しい。この子たちの家族も先生も、皆に幸あれ!と祈るような気持ちでいっぱいになった。出会いの大切さと別れのあるべき姿を学んだ気がします。高学年から大人まで、大勢の人に読んで欲しい傑作です。2022/07/28