内容説明
さまざまな魅力を秘めた鉄道趣味。
本書はその中で、全く新しい楽しみ方を提案した一冊です。
駅メロディに始まり、車内音や踏切、車内放送にいたるまで、その魅力は無限大。
同時に、季節感や地域差、ご当地文化、鉄道各社の企業文化などを感じ取ることができ、単なる趣味活動に留まらない奥深さも秘めています。
本書はそういった音鉄趣味を分かりやすく紹介したありそうでなかった入門書。
鉄道音の楽しみ方、録音テクニック、音鉄体験、そのほか、欄外には全国各地の音鉄ネタを250箇所を紹介。
気軽に読める一冊、そして旅のお供にもなれる一冊です。
★著者からのメッセージ
「鉄道は常に何かしらの音とともにあり、音の中に存在しているとも言えます。
私はこれをトレイン・サウンドスケープ(鉄道音風景)と名付けてみました。
蒸気機関車の走行音や踏切の警報音、時にはお国訛りが感じられる各種放送、ここ数年、導入ラッシュが続いている駅メロディの世界。
鉄道ファンならずとも手にとっていただきたい一冊になっています。」
【著者プロフィール】
片倉佳史 (かたくら よしふみ)
台湾在住作家。武蔵野大学客員教授。
1969年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。
耳で楽しむ鉄道趣味を広めるべく、録音機材を片手に世界各地を巡っている。
台湾に暮らしつつも、年に10回は日本に赴き、録音旅行に出かける。
主な著書に、『台湾で日帰り旅 鉄道に乗って人気の街へ』(JTBパブリッシング)、『台湾に残る日本鉄道遺産』(交通新聞社)、『台北・歴史建築探訪』(ウェッジ)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
28
色んな嗜好があると感心しているが、私のiPhoneの着信音は金沢駅発車音。2020/02/22
どぶねずみ
26
数年前からお気に入りの電車があり、その電車が奏でる音がとても気に入っている。乗り物は何でも好きだが、私が鉄オタになったきっかけはその電車の美しい音色。その音色がその電車の何をするために機能している音なのかを全く知らなかったので、手始めに音鉄に関する本を探してみたんだが、これは面白かった。音鉄と言っても、駆動音やジョイント音が好きな人もいれば、発車メロディや接近メロディが好きな人もいるだろう。まだマイナーな趣味かもしれないが、範囲は広く楽しめる。録音はしないけど、注意点なども楽しく学ぶことができた。2024/07/29
スプリント
6
「音」に着目した鉄道愛好家「音鉄」について説明し、「音鉄」を始める方法を紹介した本です。 写真よりも目立たないこともあって知らないうちに他人のプライバシーを侵害してしまいそうですね。2016/04/24
ふう
5
なるほど鉄道マニアにもいろいろあって、音の世界も今は簡単にシェアできるから様々な楽しみ方が可能なんだ。いつぞや、ムスコから、ある路線では線路の軋む音が耳に心地良く響くので、わざわざ聴きに行く人がいる、と教わったのだが、軋みだけでなく、駅メロやら構内放送も含め、複合的な音の世界がある。保津川下りの沿線のアナウンスの名調子、今は昔、なのかな。2016/07/05
三田郎
1
最近駅で かいマイク担いでいる異様な集団をちょくちょく見かけるようになったがこいつらか。 JR多め。関東私鉄、地下鉄の扱いが少なめ。 踏切音マニアは変態。2024/05/01
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