内容説明
<SDGsをひと目で理解する>
気候変動が引き起こす12のこと
アフターコロナは未来への分岐点。生き延びる選択のために。
本来は絶妙な地球の気候システム/気温上昇2100年の予測/
異常気象の日常化/アメリカと中国の水不足/世界農業への影響/
大型化する台風/気候難民/水をめぐる争い/感染症の拡大 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュリ
5
このまま石油や石炭を使い続けていたら、地球で暮らすことはできなくなってしまうかもしれない。温室効果ガスを減らすためには、日本はもっと再生可能エネルギーを取り入れていくべきだ。日本はヨーロッパに比べて遅れている。2021/12/22
Cozy
5
SDGs17の開発目標の13番に掲げられている気候変動が地球の未来にどんな影響を及ぼすのか?なぜ気候変動が起きてしまうのか?私たち一人ひとりが取り組むべきことは?など図解を使いながら分かりやすく解説。特に日本では自動車産業が主流であることや農作物の国内自給率が極端に低いことさらには先進国の中でも特にエネルギーの石炭依存度が高いことなど日本にとっても看過できない。菅内閣となり2050年カーボンニュートラルが宣言されたことの意味合いの理解も深まった。水問題もこれから世界で大きくクローズアップされることになる。2021/06/13
真田ピロシキ
4
14歳のための入門書らしくまず気候システムの解説から入り不勉強な大人にも今更恥ずかしくて聞けない基礎知識を得ることができる。温暖化に隠れて気付かれない世界各地の水不足や温暖化によって北方はむしろ短絡的な恩恵を受ける南北問題など、あまり耳にしないことも知れて、特にこの本の後にロシアが戦争を始められたのもそうした強みと無縁でないと感じる。身近なことでなければなかなか実感できないものなので、もう少し畜産のメタンにはページを使って欲しかった。少しで良いから肉食中心からの転換を。ヴィーガニズムの意義も伝わろう2023/05/09
PapaShinya
0
14歳じゃないけど、オジサンだけど読んでみました。昔の公害問題だと、原因企業があって、そこが廃液処理をきちんとやれば、一応問題は解決した。が、温暖化のように話がグローバルになると思考停止する日本人(だけじゃないけど)多い。オレが生きてるうちは大丈夫だよねとか。やっぱ、グレタみたいな人が現れないとダメなんだわ。かといって、オジサンやオバサンが怒ってると、醜いだけだよね~。怒りは若者の特権ですよ。もっと怒れよ、若い奴。そしたら、オレも便乗しちゃうもんね。でももう手遅れかも。水位上がってるよね、身近なところも。2024/02/22