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内容説明
沖縄の「闇と癒やしの実話怪談集」第2弾!
沖縄の怪談は、古い物は恐怖よりも人外の世界に親しみを持たせる。また、避けて通れない沖縄戦に由来するものは惨事と哀切を伝える。これらの説話をまとめた実話怪談集「琉球怪談」(ボーダーインク社刊)を漫画化。原作はこの夏、「琉球怪談」最新作を発行する沖縄怪談のオーソリティー小原猛。漫画は、奇妙な愛すべき人々を描いてきた「高梨さん」の太田基之。
第2弾はマブイグミの巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
27
うちなー実話怪談のマンガ化です。内地から引っ越してきた女子高生に近所のおばーが色んな話をすると言うスタイル。なんとも言えない味のある絵でその面白さが倍増しているように思います。怪異だけでなくうちなーの暮らしも少し垣間見えます。この漫画あと2冊あるようなので、また見つけたら買いたいです。元本の方も読みます。2021/01/22
澤水月
10
古書店を営んでいたKさんにかかってくる買い手からの電話マジ怖ェ! おばあが東京から来た若い娘に話して聞かせる体裁で優しい絵だが井戸の怪、ガマ(戦時、人々が隠れた自然壕)で起きた悲劇や戦争を知らない若者たちの振る舞いなどハードな話も。巻末書き下ろしの文章2話も良い2020/08/10
Melody
6
いただいた本。実話に基づく怪談集。このような話を読むと、やはり科学で説明できないことも、起こりうるんだな、と思う。2023/06/24
Kavi
3
沖縄独特の信仰も、最近ではあまり信じない人が増えているそうです。ユタをはじめ、見える人、払える人、伝える人の継承者もどんどん減っているとか。沖縄がアメリカ軍に居座られる前の暮らしがどんなだったか見てみたい。沖縄の人が、自然とどう対話してたのか、知りたくなった。2021/10/07