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内容説明
沖縄の「闇と癒やしの実話怪談集」第1弾
沖縄の怪談は、古い物は恐怖よりも人外の世界に親しみを持たせる。また、避けて通れない沖縄戦に由来するものは惨事と哀切を伝える。これらの説話をまとめた実話怪談集「琉球怪談」(ボーダーインク社刊)を漫画化。原作はこの夏、「琉球怪談」最新作を発行する沖縄怪談のオーソリティー小原猛。漫画は、奇妙な愛すべき人々を描いてきた「高梨さん」の太田基之。
第1弾はゴーヤーの巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
62
ほんわかしていて、怖すぎず良かったです。他に2冊出ていたので買うか思案中。2020/08/01
あたびー
22
うちなー怪談コミック版、これが1巻目だったようです。これから読まなきゃいけませんでしたね〜。ユタのタマさんに中学生のアヤコちゃん(この人もJKと思ってました)が色々話を聞く体裁です。小原猛さんの原作と太田基之の味わい深い絵がなんとも言えない雰囲気を出しています。彼岸や異世界とごく薄い壁で隣り合っているような、そしてそれを自然に受け入れている人々の住む沖縄の雰囲気が、よく伝わってきます。小さいおじさん、次に沖縄に行ったら私も会いたいさ〜。2021/01/28
澤水月
11
沖縄特有の生き物がオレオレ詐欺頑張って防ぐ話好き。サトウキビ畑、拝所(ウガンジュ)、ユタ、ハブ、カニの行列、戦争の傷痕…だけでない現在の実話怪談も多々。ただし絵とオジイやオバアたちの雰囲気もあって優しい。2020/08/04