文春新書<br> 日本の戦争映画

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紙書籍版価格 ¥968
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文春新書
日本の戦争映画

  • 著者名:春日太一【著】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 文藝春秋(2020/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166612727

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内容説明

『暁の脱走』『独立愚連隊』から『この世界の片隅に』まで――。
日本映画はいかに戦争と向き合ってきたか?
元特攻隊の脚本家、学徒兵だったプロデューサー、戦地から生還した映画監督が映画に込めた、自らの戦争への想いとは?

『この世界の片隅に』片渕須直監督との特別対談も収録。
日本の戦争映画を広く知るために最適の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

92
日中戦争やWW2を題材にしてきた戦後日本の戦争映画について、作り手の意識を掘り下げることを通じて戦争がどのように描かれて来たかを見ていきます。見た作品、題名を聞いただけの作品含めて監督や脚本家などと共に年代順に紹介されていく所は、辞書的な趣もあり役に立ちます。また、高倉健、鶴田浩二、渥美清、勝新太郎などの名優がどの作品でどんな熱演をしていたか紹介されているのもお値打ちモノです。更にあの『この世界の片隅に』の片渕須直監督との対談が最後に付いてあったことが、手に取る判断材料となりました。(1/7)2020/11/18

遊々亭おさる

18
完膚なき敗戦を経験した戦中世代は娯楽の帝王だった映画において戦争をどのように描いてきたのか?彼らが制作に携わってきた太平洋戦争終結後から80年代までを中心にして語られる戦争映画の変遷。特撮技術を駆使して観客の度肝を抜く大作や笑いや恋愛で観客の心を掴む娯楽路線の作品、そしてジャーナリズムの観点から戦争を捉える社会派路線の作品など多種多様な作品群の作り手に共通するのは、生き残ってしまった後ろめたさと不条理に翻弄された人々への思い。時代は下って戦中の庶民の生活のリアルに拘ったアニメ作品で戦争映画は新たな局面に。2020/12/19

たか厨

18
筆者の映画に関するトークはラジオやネットを通して、何度か聞いたことがあるが、著作を読んだのは初めて。戦後、日本で作られた80本余りの戦争映画に言及した労作。本書は三部構成で、第一部は、時代と共に変わっていく戦争映画の内容の変遷を追い、第二部では戦後最も多い、8本の戦争映画を撮った監督・岡本喜八を取り上げ、第三部は筆者と『この世界の片隅に』の監督・片渕須直の対談となっている。(続)2020/09/12

くさてる

17
私は映画があまり得意でないのですが、映画について語られる言葉を読むのが好きです。そして、その言葉に背中を押されて映画を見ることができる、そんな感じ。昔は、厳しい言葉をともなった評者の意見が濃い批評を面白く読んでいましたが、最近はよりまっすぐに映画そのものに向かい合った推薦の言葉がある映画評に惹かれます。だから春日太一さんの本が好き。この本も良かったです。2020/09/12

緋莢

16
戦後から95年まで(と、2000年代の映画に関しては、短く触れている程度)の戦争映画の変遷を追っています。 <思想信条ありきの論評はしません。ニュートラルな視点から戦争映画と向き合い戦後五十年の変遷を俯瞰して検証することを目指しています。>と「はじめに」で書かれているように、変な主義主張は入っておらず、変遷と共に、その時代時代で、どのような戦争映画が作られたのかが分かりやすく書かれています(続く2020/11/21

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