伝わる[図・グラフ・表]のデザインテクニック

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伝わる[図・グラフ・表]のデザインテクニック

  • ISBN:9784844369929

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内容説明

【◯×式でひと目でわかる! 図・表・グラフの作成、図解化のためのシンプルテクニックが満載】

ビッグデータを含め、情報が溢れかえる現在、その情報をよりシンプルにわかりやすく伝えることが重要になっています。図やグラフなどで情報を伝えるメリットは何でしょうか? それは、文章や数字だけで伝えるよりもわかりやすくできることです。

本書は、企画書やプレゼン資料などの作成時に、自分の考えや情報を相手にわかりやすく伝えたい、より正確にシンプルに伝えたい、という方のために、図・グラフ・表作成のコツをまとめた書籍です。

第1章では、「伝えたいこと」や「相手の立場」をきちんと整理し、ビジネス資料の核となるストーリーを設計する方法とポイントを紹介します。

第2章では、ビジュアルコミュニケーション・平面構成の基礎として、テキストだけで構成された情報やメッセージを、どのように工夫すれば、自分が意図した通りに相手に読み解いてもらえるかを考えます。

第3章では、それまでに紹介したビジュアルコミュニケーションの基礎を土台にして、実際に図や表を作成する際のポイントを、実例を交えながら紹介します。

第4章では、実際のデータを交えてグラフ作成の方法を紹介します。

情報とデザインの専門家である著者が、ベーシックなデザインのルールから情報別のグラフ制作のポイントまで、14のデザインフレームワークを切り口に明快に解説した一冊です。

〈こんな方にオススメ〉
・図解化、インフォメーショングラフィックス・絵で説明することに興味のある方 
・わかりやすいビジネス文書を作成して効果を上げたい方
・グラフやチャートのビジュアライズのポイントが知りたい方 

〈本書で解説するデザインのルール〉
1 ストーリー[構成・設計]何のために、誰に説明するのか/必ず相手がいる/素材をそろえて伝わりやすく工夫する
2 レイアウト[平面構成]そろえる/まとめる/メリハリ/ルール化
3 ビジュアル[図解]一覧する/比較する/階層化する/関係を表す/循環を表す/過程を表す
4 データ[グラフ]納得感/心地よさ/信頼

〈著者プロフィール〉
北田荘平(きただ・そうへい)
UIデザイナー/フロントエンドエンジニア/多摩美術大学統合デザイン学科非常勤講師。Webサイト、スマートフォンアプリの設計・デザイン、フロントエンドの開発を軸にデジタルの分野で活動中。2008年から中村勇吾氏率いるtha ltd.に在籍。2011年に独立後、2013年にTHE GUILDの設立に参加。2014年からニューヨークに居住。2016年に帰国後は、ファッション系のECサイトや音楽フェスのアプリ設計の仕事を手がけている。

渡邉真洋(わたなべ・まひろ)
THE GUILDパートナー。データストラテジスト。Yahoo! JAPANにてデータアナリストを務め、国内最大級のサービスであるヤフーニュースやヤフオク、スポナビなど、多岐に渡る事業の定量・定性の分析やリサーチを担当。主にCxOや、サービスマネージャーといった経営層に向けての提案を行う。2018年に独立後、クリエイティブファームであるTHE GUILDに参画。現在はメディア、エンタメ、スポーツなど、さまざまな事業の課題解決・成長戦略策定をデータ視点でサポート。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

43
目新しいことはないが、伝わるテクニック、正解がある。心がけたい。以下メモ。必ず目的がある。ストーリーを正しく並べる。共通の言葉を使う。そろえる。メリハリをつける。ルール化する。背景を使って情報をまとめる。これでもかというくらいに大きく。文字と背景色でコントラストを生む。デザイナーがいつもみているポイント。図解のポイント、階層化する。関係ないものを排除する。大きさ、太さで関係に強弱を持たせる。デザインとデータは無関係か。2025/03/02

さぼてん

12
初心者向けのデザインの基礎本みたいな内容。最近図解を作る機会が多いから参考になった。正しくデータ結果を見せたい時のグラフチョイスは一番難しいから、がんがん作っていったほうが洗練されていくと思う。2023/08/28

キ♡リン☆か

5
視覚的に見やすい本でした。私も数多く資料を作りますが、やっぱりできていないところもあり、大変勉強になりました。この本を見ることによって、自分がどこまで意識しているか、出来ているところ、出来ていないところをはっきり理解することができました。資料作成を多く作成し、そしてこの本でデータなどを補完できると素晴らしい資料ができるだろうなと感じました。常にそばに置いてチェックしていきたい本です。2024/06/28

アルミの鉄鍋

4
★3 タイトルに書かれている内容からグラフのこと中心なのかな?と思ったら、グラフは1/4程度だった。基本的にはパワポ資料の見えやすさ、描き方に近い。データの見せ方重視。しかし、A4半分切ったような、この形の本は本棚にしまいにくいんだよなぁ…普通の持ち運びしやすい形にして欲しかった。2020/08/19

ちーくん

3
デザインの参考のため、ざっと一気読みしました!意外と目新しかったのは、「1つのグラフに縦軸は1つまで」という箇所。棒グラフと折れ線を重ねて出す表現はよく見ますが、たしかに、分けたほうが見やすことも多そう。 グラフ表現は、初心者ほど情報量が多くなって分かりづらくなるんですよね。2023/08/11

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