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内容説明
富裕層への優遇をやめて社会保障を拡大すれば、経済も回復する! ニューヨーク・タイムズ紙で連載中の人気コラムが待望の書籍化。2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン教授の最新著作。高所得者への減税、および気候変動否定論などの米保守派の主張を「ゾンビ思想」として批判し、先進国における経済情勢と社会保障制度についての問題点を理論とデータを交えながら解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
72
論旨とスタンスは明快、驢馬寄り。受益者負担となっているのかが、各課題検証基準。気になったのが、「政治的な両極化と経済的な両極化が並行進行」の件。連邦制もパズルをより複雑するのに一役。保守派に象も驢馬もないので、あくまで傾向。踏まえた著者の問題提起する『二つの不在』は、確かに御説御尤も。一方『気候』では、1人のヒトとしての著者の価値観を、最も垣間見ることができた気がする。”ゴキブリアイデア”とか辛辣な表現も、氏の強い信念の裏返しと解釈。因みに記載の”60 Min”は拝聴済み。流石に呆れたなぁ。2020/11/19
fragro
2
冒頭から、欺瞞許すまじという覇気がほとばしる。もしその勢いに疲れそうなら、巻末近くにある確か89章を先に読んでおくこともお勧め。続編が楽しみ。2023/06/07
a.k.a.Jay-V
1
考えてみたら、人間ではないゾンビをも相手にしてるのだから器がデカい。アメリカ政治におけるパラノイアスタイルって何処かで聞いた事あるなぁ〜と思っていたら、アレか!バッドレリジョンがインスパイアされたやつだ! Do The Paranoid Style Bad Religion https://youtu.be/GEbd76i1S6Q 2022/06/13
Yasuyuki Kobayashi
1
クルーグマンのN.T紙でのコラムを およそ2000年から昨年までの概要を まとめた日本語訳。 共和党、主にブッシュとトランプのこき下ろしに対して 民主党と下院議長ペロシ氏の称賛が 目立った。 2021/01/13
Hiroshi Higashino
0
斜め読み.元がコラムとブログ記事ということらしく、章ごとの文量がすくないので、サクサク読めるかと思ったけど、集中力が落ちているせいか全然頭に入ってこなかった.2024/11/12