渡辺えりの人生相談 - 荒波を乗り越える50の知恵

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渡辺えりの人生相談 - 荒波を乗り越える50の知恵

  • 著者名:渡辺えり
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • 毎日新聞出版(2020/07発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620326146

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内容説明

悩み苦しんでいるのは、あなただけじゃない。
心に響く名回答に共感の声、続々!

女優、劇作家、演出家、歌手として、
舞台や映像や活字などの分野で幅広く活躍する渡辺えりさん。
毎日新聞連載中の「人生相談」は、「相談者への寄り添い方が半端ない」「持論、見識が鋭い」などと大評判。厳選50編、待望の書籍化!
相談者は、愚痴っぽい母親にうんざりしている娘だったり、後輩を指導するのが不安な社会人2年生だったり、トランスジェンダーの人だったりとさまざま。
「もう少し大人に扱って」と訴える19歳の女性には、「束縛する母親は嫌っていい」とズバリ言い切る。夫のわがままに愛想をつかした熟年女性には「別れるなら今」と励まし、愛妻に甘えたい男性には「愛しているなら、甘えるばかりでなく甘えさせてあげては」と痛いところを突く。本音でぶつかり、真摯に向き合う表現者ならではの“快答は、参考にしてほしいものばかり。
各章末には、感涙必至のエッセイを収録。

悩みは、生きているものが抱えなくてはならない荷物のようなもの。
●「結婚したい!」と思える人と出会えない(21歳・男性)
●同性の恋人のことを家族に認めてほしい(27歳・女性)
●長年介護してきた母を亡くし、無気力に(57歳・女性)
●大学を出ても働かない娘を何とかしたい(60歳・女性)
●「下流老人」が心豊かに暮らすにはどうしたらいい(?69歳・男性)
●俺様な夫に仕えてきた人生に涙(80代・女性)
など

目次

第1章軽やかに歩む~家族とのかかわり
第2章したたかに働く~仕事の戸惑い
第3章しなやかに愛する~恋と友情の悩み
第4章まめやかに暮らす~生活の悩み
第5章ひそやかに向き合う~心の悩み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サラダボウル

18
大きめの帯が明るく、台所に置いておくだけでなぜか晴れやかな気持ちになる。それぞれの悩みに誠実に応える姿は、厳しさもあるけれど大きな優しさに溢れる。「健康第一に、70歳を過ぎたら映画と演劇を見て暮らす」(シニア料金だから!)が好きです。2022/10/30

nao

1
年齢を問わず、いろんな人がいろんな悩みを抱えて、一生懸命生きているなぁと。それを真摯に向き合い、渡辺えりさんの考えで諭してくれる。ふんふんなるほどと考えさせられることがある内容だった。渡辺えりさんのように、なるべく笑って人生を過ごしたいと思った。すべて自分次第なんですよねぇ。2023/09/08

ガンジス川沐浴子

1
新聞の人生相談。質問も回答も短いので少し物足りない。介護や人の死など考えさせるテーマなどお持ちの方なので、どっしりとしたエッセイがあれば読んでみたいと思った。2021/08/27

リアム

1
真っ直ぐな人柄が表れている回答で、背筋がシャンとする。2020/03/02

あるなし

0
●31頁、だらしなさを「武器」にして妻に構ってもらおうとするのは、日本人男性の悪い癖●208頁、すべての芸術は、限りある命を永遠にとどめうようとする人の心の具現化●211頁、『折れる力 流されてうまくいく仕事の流儀』●231頁、普遍の価値観を探し、その理想を永遠にとどめたいと考える人たちがアートを作り続けるのだろう。その時代の中で損だと言われようが、攻撃されて押し潰されようが、作品を作り続けたいと願う。やむにやまれぬ熱情は、自分のうちに秘めた正義感と他者には「狂気」と思われる激情の細胞である。2020/02/07

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