講談社文庫 妖鬼の剣

著者名：鳥羽亮【著】

講談社（2020/07発売）

• ISBN：9784062649766

内容説明

大鷲の嘴（くちばし）が襲ったかのごとき傷痕を残す、斬殺事件が発生した。下手人は夜盗団「鷹の爪」か？　情け無用の魔手は、さらに美少女剣士・琴江に伸びる！　頻発する凶行に怯える江戸の町。ついに若き剣士・毬谷直二郎（まりたに・なおじろう）が立ち上がる。秘技「千手剣（せんじゅけん）」を武器に、悪を討つ直二郎の活躍を痛快に描く時代長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hironobu]

鷹の爪と称する夜盗団が再び暗躍し始める。誠心館の門弟を惨殺した豪剣使いの村雲恭四郎との闘い。剣戟シーンがドキのムネムネして面白い。最後、お駒の人生を思うとちょい悲しい。

2016/04/11

[Mikey]

やはり斬撃の描写が良くてのめり込んでしまう。著者が剣道の高段者なのか迫真に迫っていて無理なく目の前に場面が広がって来る。この後の琴江との展開が気になるがシリーズはココで終わりかな。

2020/05/16

[sigematm]

在庫整理のため再読。

2015/05/09