講談社文庫<br> 築山殿無残

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講談社文庫
築山殿無残

  • 著者名:阿井景子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061838635

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内容説明

養父・今川義元の命で、家康に嫁いだ瀬名姫は、一子・信康をもうけ、築山殿と呼ばれた。今川、織田、徳川一門の確執を背景に、家康は、信長の女を信康の正室に迎えた。渦まく政略の中の嫁姑の葛藤、今川崩壊、信康切腹、築山殿刺殺! 時の歪みに翻弄される戦国女人の哀れを、史料を駆使し鮮やかに描く、本格歴史小説。松本清張氏も絶賛した「築山殿刺殺事件」の真実!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

橘きこ

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一見「嫁姑問題の成れの果て」に思えるが、これは戦の世の、家対家の争い、そして女たちの争いである。この本を通して思うことは、周りの風評で、自分の信じるものを曲げてはいけない、ということ。まわりが何と言おうと、自分が大切に想うものは信じなければいけないということ。この本のもう一人の主人公、徳姫も、もっと強い気持ちを持っていれば、何も失わなくて済んだのではないだろうか。2018/01/04

橘きこ

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嫁・姑問題は、いつの世にもあるものね。2009/08/21

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