講談社文庫<br> 自己愛人間 現代ナルシシズム論

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講談社文庫
自己愛人間 現代ナルシシズム論

  • 著者名:小此木啓吾【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061833630

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内容説明

現代人の新しい傾向を鮮やかに分析した名著! 現代の若者たちの生きるうえでの最大の目標が、自己愛の実現にほかならぬことを、豊富なデ-タを駆使して説得力豊かに論証し、その自己愛人間の生態を具体的に描く――自己愛人間にとっては、自己愛をみたすことが毎日の最大の関心事であり、その心の決め手は、相手がどう感じ考えているかではなく、自分の自己像が自分の思い通りであるかどうかにある。自己愛人間という観点に立って、人と人のかかわりから日本人論に至るまで、心が関わるすべての領域を展望する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りっとう ゆき

1
過剰な自己愛人間となってしまうそのメカニズム、心理学的な理論を説明しつつだから難しくはあったけど、うなずけることが多かった。自分もだけど、人を理想化して愛する、とか、精神的に閉鎖された世界=イリュージョンの中に生きてるイメージ。それが何かのきっかけで現実に直面するとダメージをきたす。あと、これ読んでるうち、自分が人のため、とおもってるのは、親切なのか自己愛なのかわからなくなってきた笑2023/12/30

0
Y-202004/10/20

yosuke

0
子育て世帯の特に母親が読むと気付きが多いと思う。赤ちゃん時期に全能感を味あわせてあげないと将来苦労するし、親自身を投影しすぎるのも良くない。2023/03/16

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