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内容説明
〇第2次大戦以降、人類にとって最大の危機となった新型コロナ・ウイルス。感染ピークを越えてなお、中長期にわたる甚大な影響は避けられそうにない。それは、個人から、企業や政府、日本社会の姿まで大きく変容させる可能性もある。経済のV字回復はありうるのか。日本の産業・経済はどのような問題に直面するのか。長期戦に備えるために、個人、企業、政府は何をすべきなのか。経済研究者を中心に、コロナ危機の経済・産業・企業・個人への影響を分析。問題を掘り下げ、いち早く提言する。
〇コロナ危機に関連し、積極的に分析・提言を発信している経済産業研究所の森川正之所長と、この問題でいち早く経済学者の提言をまとめた小林慶一郎氏が共同編者となり、コロナ危機の今後を見通す上で役立つ分析・提言を行い、緊急出版する。
目次
第1部 今、どのような政策が必要なのか
第1章 コロナ危機の経済政策
第2章 コロナ危機の現状、政策対応及び今後の課題
第3章 パンデミックにも対応できるセーフティネットの構築
第4章 コロナ経済対策について
第5章 迅速な現金給付と「デジタル政府」の重要性
第6章 コロナ後のグローバル化のゆくえ
第7章 新型コロナウイルスと食料安全保障
第8章 社会的距離政策・外部性・デジタル技術
第9章 コロナ危機で露呈した医療の弱点とその克服
第10章 ポスト・コロナのフューチャー・デザイン
第2部 コロナ危機で経済、企業、個人はどう変わるのか
第11章 感染症のSIRモデルと新型コロナウイルスへの基本戦略
第12章 創薬による新型コロナウイルス危機の克服
第13章 POSで見るコロナ禍の消費動向
第14章 コロナ危機後の行動制限政策と企業業績・倒産
第15章 新型コロナ危機による労働市場への影響と格差の拡大
第16章 新型コロナウイルスと労働時間の二極化
第17章 コロナ危機と在宅勤務の生産性
第18章 文明としての都市とコロナ危機
第19章 感染症対策と都市政策
第20章 パンデミックの長期的課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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