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内容説明
コロナショック後、日本はどうなるのか? そして、あなたのお金と生活は? コロナショックの影響はいつまで続くのか……。正直、先は読めないが、著者によれば「どう転んでも日本の危機は逃れられない」という。その理由は、日本政府及び日銀の「世界一のメタボぶり」。コロナ危機後、経済危機が長引けばもちろん、仮に短期で終息したとしても、また別の問題が発生するという。では、不可避の危機に対して、我々個人はどうすればいいのか。本書では、通貨、株、国債、金、不動産などについて、「今買うべきもの」と「買ってはいけないもの」を一つひとつ分析。さらに、「コロナ後の働き方」へも言及。そして最後には「未来編」として、コロナ後の日本と世界を大予測する。国内外を知り尽くす金融のプロであり、政治家として日本の問題点にも鋭く切り込んで来た著者だからこそ書ける一冊。コロナ禍を受け緊急発刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルー
14
コロナで世界全体の国は国債を発行し、多額の金額を給付金や対策にあてた。特に日本は元々の国債残高がワーストレベル。結果として、通貨間の格差は円が大きく負けて、ドルに集まるだろうと主張。資産として、株や投資信託も日本のは論外レベルで落ちていく。世界全体も同様。よって、投資するには値しない。ドルに資産を変えていくのが良いとの事。2020/11/05
ゼロ投資大学
2
コロナショックで世界の中央銀行は大規模な金利の引き下げと金融緩和を実行した。コロナ禍から世界は回復しつつあり、インフレと戦うために各国の中央銀行は利上げを重ねている。一方で、日本銀行は超低金利政策を続け、金融緩和も継続している。本書は世界から見ても異様な金融政策を行っている日銀に警鐘を鳴らしている。さらに不確実性の増す時代に個人として何を行えばよいか提言している。行うべきことは2つある。どんな時代でも稼げる力を身につけることとドル資産を持つことである。2022/10/14
keitakenny
2
毎回同じことの繰り返し 段々と自分の栄光話が多くなり、どうだ感がちょっと… しかし現状の打破は出来ないから、こうしろは何となく乱暴 インフレなるまで毎回これを繰り返して出版するのかしら?2020/11/15
和
0
この本にはコロナ禍により円の価値がどのように変わるのかが説明されています。日本ではインフレが進んでいます。その原因にはコロナ禍によって生じた歳出の拡大だけでなく、インフレによって国の借金が実質的に目減りさせることを狙う政府の意図もありそうです。私の最大の学びは、ギリシャ危機の原因がユーロを法定通貨として使っていたことにあると知られたことです。このことから私は、五輪開催が経済危機を直接誘発したのではないと考えました。私は本書を読んで、株式投資に回していたお金をドル建てMMFに移すことにしました。2021/06/05
猫のかずは16歳
0
私もかれこれ10年ほどインフレになると思ってドル買っているけど全然インフレにならないんですけど。でも勉強になりました。外貨建てMMFは買い増ししてみます^_^。872021/02/09