ありえない! 町工場~20年で売上10倍! 見学希望者殺到!

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ありえない! 町工場~20年で売上10倍! 見学希望者殺到!

  • 著者名:久保寛一【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • あさ出版(2020/07発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866672205

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内容説明

東京・羽村にあるNISSYOは電源装置を製造する町工場。
20年前は売上2億、社員十数人。
それが売上20億、社員160人に成長し、
国内外のトップ企業で製品が活躍するまでになりました!

その秘密は、同社の人を育て、
生産性を高める「ありえない仕組み」にあります!

★ありえない工場内(超ピカピカ)
★ありえない生産性(納期他社3分の1)
★ありえない技術(社員を海外大手に派遣)
★ありえない社員教育(文系エンジニアが活躍)
★ありえない人事異動(事務職が設計職に)
★ありえない人材活用(外国人、パート大活躍)
★ありえないIT化(ソフトも開発)

等々、ありえない町工場の秘密を大公開!

「笑顔と仕組みが素晴らしい! 」と、
株式会社武蔵野代表取締役・小山昇社長も推薦!

■目次

●はじめに ありえない町工場、ここがありえない!
・汚い、暗い、キツイ工場からの脱却!
・NISSYOは、他の中小製造業とどこが違うのか?
・超ブラック企業から超ホワイト企業に代われた理由とは?

●序章 「ありえない町工場」はこうして誕生した
・トランス需要の拡大を見込み、織物業からの転業を決意する
・無法地帯の日昭工業。「とんでもない会社に入ってしまった・・・」
・会社を変える第一歩は、社長自身が変わること

●第1章 技術のレベルがありえない!
・設計からメンテナンスまで、全ての工程に対応する
・自社のエンジニアを他社に派遣するほど、「人財派遣サービス」にも注力
・量産品はつくらない。「多品種一品(少量)」のニッチな市場で勝負する
・業界標準の「3分の1」の短納期を実現
・スペシャリスト(職人)だけでは製造業は成り立たない
・ノウハウをマニュアルに落とし込み初心者を即戦力化する
・「品質成美点検」を徹底し、技術を正しく伝承する

●第2章 生産性のレベルがありえない!

●第3章 人づくりのレベルがありえない!

●第4章 経営計画のレベルがありえない!

■著者久保寛一(くぼ・かんいち)
株式会社NISSYO 代表取締役社長
1957年、東京都青梅市生まれ。立川高校卒業。早稲田大学理工学部卒業後、81年に沖電気工業株式会社に入社。
半導体事業部に所属しエンジニアの道に進む。89年にはセールスエンジニアとして国内外のお客様に対応。
91年に退社。父の創業した日昭工業株式会社に入社。3カ月で転職を後悔。
その後、経営計画書を経営の道具として使いこなし、町工場を売上・利益10倍の中堅企業に育て上げる。
2018年に社名変更し、ダイバーシティ経営を目指す。
経済産業省の地域未来牽引企業に選定、MCPC award 2018を受賞。
延べ400社以上のベンチマーキングを受け入れている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

41
東京・羽村市の町工場NISSYOの社長・久保寛一さんが、20年で売上10倍にした際に行った改革を解説した一冊。多国籍採用を行うダイバーシティ経営だったり、新入社員がさまざまな部署を経験することができる、社内でいろいろなイベントを行い社員間のコミュニケーションを密にするなどなど、ベンチャーのIT企業に近いかんじの改革が多い。中でも、工場で働く全従業員にiPadが支給されていて、iPadのマニュアルを見ながら仕事をしているという環境がすごくいいと思った(マニュアルの編集履歴は全部残るようになっているらしい)。2020/10/01

西郷どん

10
図書館本。環境整備と経営計画書を基に、きれいな工場と具体的な数字目標をもって、成長した工場の話。武蔵野の経営サポートを受けているため、小山社長の本と併読すると理解しやすくなる。やることを絞り、とことん究める。読んでよかった。2021/10/20

コダマ

10
無法地帯で倒産寸前の会社が20年で売上10倍になった話。よくあるサクセスストーリーに聞こえるけど、①ミスの責任は社長が取る。(個人追求しない)②給料・評価制度を分かりやすくする③価値観を共有するという、本来会社がやるべき当たり前のことをしっかりとやったという話なので凄く分かりやすいしどこでも実践出来る事だと思う。2021/02/17

麒麟の翼

6
前の勤務先の時に㈱武蔵野さんのサポート会員企業とお付き合いがあり、経営計画発表会にも参加したことがあるので、社員の皆さんが生き生きと働く姿が目に浮かびました。組織にとって大切なのは、社員の能力ではなく価値観を揃える事という点と価値観を揃えるためのツールとして経営計画書を使用している点に共感しました。高学歴や優秀な人を求めがちですが、久保社長が仰るとおり、能力よりも価値観や考え方を共有する事が大切であり、ビジョンや経営計画を浸透させる仕組みをつくる事の大切さを改めて感じました。とても参考になる一冊でした。2023/07/23

ぽんぽこ

2
優秀な人材よりも同じ価値観を持つ人材を大事にしている考え方は納得できた。たしかに、そっちのほうが仕事をスムーズに進めやすいと思った。また、社内の企画にお金を絡ませているのは面白いと思った。2021/03/10

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