王子様のくすり図鑑

著者名：木村美紀【著】/松浦聖【作画】/石川洋一【臨床アドバイザー】

じほう（2020/07発売）

• ISBN：9784840749091

内容説明

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■たたかえ！ “子どものくすり”たち
■“子どものくすり”がRPG風のキャラクターになってくり広げる大活劇！
■“子どものくすり”と病気を楽しく学べる、じほう図鑑シリーズ第２弾！

主人公であるくすりの国の王子様は、「かぜ」に襲われた街、「感染症」のひろがる森など、病気や体をモチーフにした世界を旅します。そこに登場するのは“子どものくすり”たち。魔道士や戦士や格闘家など、効能をはじめとした特徴をファンタジー世界の住人に置き換えられたキャラクターが大活躍を見せます。
くすりのキャラクター全51種類と病原体モンスター全15種類を1ページごとで紹介する、後半のキャラクターファイルでは、よりわかりやすく、そして楽しく、くすりたちを解説しています。“子どものくすり”が好きになって、おまけに知識も身につくビジュアル図鑑です。

≪登場するくすりと疾患の一例≫
発熱・頭痛：カロナール／インフルエンザ：タミフル／おたふくかぜ：おたふくかぜワクチン／風しん、麻しん：MRワクチン／ぜんそく：ホクナリン／アトピー：ヒルドイド／外耳炎・中耳炎：メイアクト／結膜炎：タリビッド／吐き気：ナウゼリン／下痢：ロペミン／発疹、あせも：キンダベート／とびひ：ケフレックス／貧血：インクレミン／ぎょう虫症：コンバントリン

目次

Ⅰ かぜの章 ―はじまりの街―
Ⅱ 感染症の章 ―うごめく森―
Ⅲ アレルギーの章 ―あらぶる山―
Ⅳ のど・耳・目の章 ―けがれの洞窟―
Ⅴ 胃と腸の章 ―乱れる機械都市―
Ⅵ 皮ふの章 ―ひびわれたオアシス―
Ⅶ 最後の章 ―忘れ去られた空中神殿―
くすりの基礎知識
くすりのキャラクターファイル
病原体のモンスターファイル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

ゲームが好きな子には面白いかも！うちの娘はキャラクターには興味を持たず、逆に薬の飲み方などのコラムが面白かったようです。キャラクター化というアイデアはとても面白いけれど、私個人はわかりにくかったです。

2021/12/05

[Ｍ２]

児童書とは思えないほどの本。絵に見覚えがあると思ったらファイナルファンタジ―の絵師さんだったとわ・・・・。難しい薬の解説書より優しくていいかも。

2017/11/02

[kitten]

図書館本。王様のくすり図鑑よりも、絵がかわいかった。 お気に入りは、「バクタ」かな。RPG風な展開だけど、 むしろ、子供よりも大人に受けると思う。ｗ わかりやすいが、ツッコミどころも満載。 とりあえず、あのラスボスはいかがなものか。ｗｗ ワクチンが多いのはともかく、第三世代経口セフェム系が多すぎる。実際に濫用されているからしょうがないけど、感染症の先生に見られたら怒られそうだ。（苦笑）

2017/07/01

[海星梨]

Twitterで見かけて。これは二冊目で三冊出ているようだが、イラストレーターさんが違うようで読むかは悩みどころ。子どもが使う薬を中心にいろいろと。医学とか薬学とか堅苦しいものの大切な部分を分かりやすく伝えようとしているかと。

2019/11/12

[ふみ乃や文屋]

子供の薬がテーマ。薬に興味があるので探していた。しかし一般向けに書かれた薬の説明書というものが現在通行しておらず、これはその点で貴重。取り上げられているのは主要なものであるけれども、専門家でなければ、これで大方補えると思います。イラストも子供に馴染みやすいようなタッチで良。大人が読むにも適。

2017/08/07